広角ズームを初めて購入

今やスマホ・カメラが写真の標準にりました。スマホのカメラ性能が良くなり、画質も昔のコンデジ写真に引けを取りません。

スマホ・カメラのレンズは広角レンズです。
殆どが26mmの広角です。26mmより超広角13mmを載せた2眼や、標準50mmを載せた3眼も出てきました。だから今や広角が標準画角のように思われています。

驚きは、ライカレンズを載せた高級スマホまであります。シャープの「AQUOS R6」やライカ自身がスマホ「LEITZ PHONE 1」に進出しました。1インチセンサー、ズミクロン・レンズを載せてるそうです。

ライカのズミクロンが10万円程度で買えるなら安いと感じるから不思議です。そう購入しようか考えたことありました。

  • 10mm 魚眼
  • 20mm 超広角
  • 28mm 広角
  • 35mm 準標準
  • 50mm 標準

スマホ・レンズは広角ですが、広角も超広角、広角、準標準など画角が細かく別れます。
「写真の面白さは画角だ」と言う人さえいます。焦点距離1mmでも画角は大きく変わります。ここが望遠レンズとは違った面白さですね。

望遠レンズでは遠近感を縮める圧縮効果が出ますが、広角レンズでは逆に近くのものを大きく、遠くのものは小さく写して、遠近感を強調できます。これをパースペクティブ(perspective) と言っています。
広角で撮ると、広々とした雄大な光景をダイナミックな遠近感と臨場感をもって撮ることができるのです。

バードウォッチングからカメラ道楽に入ったので、望遠レンズ以外に興味がなかったのですが、旅レンズとして LUMIX G VARIO 14-140 mm /F3.5-5.6 で写真を撮るうちに、広角端14mm (35mm換算28mm)の遠近感ある広角の魅力に目覚めてしまいました。悲しいかなカメラで28mmより広角側を味わったことがありません、そう!広角カメラ初心者です。

広角レンズでは焦点距離1mmでも大きな差なので、広角ズームが欲しくなる訳ですが、マイクロフォーサーズの広角ズームについて、よく纏まったYouTubeがありました。

その他、ひと昔前のReviewも参考にしました。中でもLEICA DG 8-18の体験的評価はとても参考になりました。

実は、上のYouTube(2021年5月21日)投稿の後(5月25日)に、M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PROが発表されました。広角から標準までカバーする魅力的な広角ズームです。

ZUIKO 8-25mm F4.0LEICA DG 8-18mm F2.8-4.0の二つに的を絞って、購入検討し(迷いに迷い)ました。

広角ズームは価格が高く購入に慎重になります。結局 LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm / F2.8-4.0 ASPH. の程度の良い中古(約85,000円)を購入することができました。購入の決め手は…

  1. 重量が軽いこと。(LEICA DGは315g、ZUIKOは411g)
  2. 沈胴型でないので、鏡胴を毎回戻す必要がないこと。
  3. Wide端でF2.8なので、絞って解像上げるゆとりがある。
  4. 星撮影では、ZUIKOの通しF4.0は少し暗すぎる。
  5. ゴーストが出にくい。(全く出ないわけではないが)
  6. Leica DGの色合い?が好き。

でも、テレ端50mmのM.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PROに後ろ髪が引かれるところがあります。価格が安くなれば買えるのですが…

早速、このレンズを持って、近くの散歩道で初撮りをしてみました。なるほど思っていたより近寄って撮れます。

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確かに歪曲収差が無いんですね。すごい!
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遠くに夕焼けのシルエット。ヌケが良いように思いました。
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手前の梅の花とバックのマンションがクリアに写ってます。
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下からライトアップされ、広々とした感じが出ています。
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駒場野公園にあるケルネル田圃です。スミからスミまでクリアです。
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駒場公園の前田邸です。広角で撮ると一味違います。
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東大の銀杏並木です。広角の遠近感を試してみたくて撮りました。
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東大の図書館前です。ベンチと図書館、なかなか良いですね。
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東大の旧中寮付近にあるモニュメントです。広角で撮ると格好がつきます。
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東大の中にある一二郎池です。広角なら全体像を撮れます。

FlickrのAlbumからも見てください。

いよいよレンズ沼に入ってしまいました。このレンズを持って北海道の広大な風景を撮りたい。原野や海原や牧場などを撮る夢を見るのであります。

スマホ・カメラよりダイナミックで臨場感があり、しっとり落ち着いた映りが特徴のライカレンズで、魅力的な写真を撮りたい!

 

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