ドイツのVilla Sachsen

この記事は3年以上前に投稿された古いものです。

bingenビンゲン市、 そこはドイツSGIの文化センター「ヴィラ・ザクセン(Villa Sachsen)」があるところです。 Bingen市長のコーリン・ランゲン(Collin-Langen)さんは、とても学会に友好的で、池田先生とも お会いしたことがあるとか、地元の学会員の信心と努力のおかげです。

池田先生の歌碑がライン川の添った公園に建てられています。

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Blüten über Blüten…

花に花を重ね
思い出に思い出を重ねて
この一生を爛漫と飾りたい
わが友もかくあれと私は祈る
花の王 桜は生きぬく王者の象徴である
[池田 大作 創価学会インターナショナル会長]

ColinLagen
ColinLagen

これをドイツ語訳にした歌碑が建っている。 建てたのはビンゲン市のコーリン・ランゲン市長。

どなたがドイツ語に訳されたのか、花に花を重ねを、Blüten über Blütenと動詞で訳してる。 これは名訳である。

ドイツSGIの文化センター≪Villa Sachsen≫の入り口です。

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さてVilla Sachsenへの入場は、正面でなくて東側の門から入ります。いつもは、その門の左側にある小さな入り口から入ります。

さあ、さ~あ! ここからがドイツSGIの文化センター≪Villa Sachsen≫です。



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正面玄関(右の写真)は立派です。門の向こうにライン川が見えます。 更によく見ると対岸の街リューデスハイム(Lüdesheim)の教会の塔が見えます。 Villa Sachsenはライン川の北斜面にあって、 対岸は日当たりの良いワイン畑(ブドウ畑?)になってます。 そうです。Lüdesheimといえば、白ワイン産地の心臓部と云われる銘産地であります。

Villa Sachsenの上の方に教会がありますが、そこから眺めるライン川が最も美しいとゲーテが評したそうですが、ここからも素晴らしい景色が望めます。

≪Villa Sachsen≫唱題会場です。

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椅子席ですが整然と並んでいて、ドイツですね~。

正面の仏壇はドイツの家具職人の方が作ったそうです。良くできています、 ドイツ的で、簡潔で、シッカリした作りです。

陽が差してる左側にも庭があって、そこではオープンデーのときのコンサート会場となるそうです。 オープンデーにまた来てみたい。

≪Villa Sachsen≫には地下(Keller)が有るんです。

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そうです。ケラー(Keller)と言えばワイン蔵のことですよね。SGIの文化会館のなかでケラーを持っているのは、Villa Sachsenだけかもしれません。

いまもワインの醸造がおこなわれているんです。そのワインの銘柄名は”Villa Sachsen”です。 この上が唱題会場か?と思うと不思議な気分です。土地柄ですね。(ドイツ大好き!!) Villa Sachsen訪問の際には是非見学してください。

特に、ワイン好きの人は必見です。 ビンゲンでは、毎年9月上旬にワイン祭りが行われます。なんといってもこの地域は、 カール大帝(DC742~814年)の頃からの名高い白ワインの産地なんですから。今では赤ワインも採れます。地球温暖化の影響でしょうか?

≪Villa Sachsen≫の中庭です。

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モリパパは、なんとも嬉しそうな顔をしてますね。 かなりお気に入りの気分です

実は、日本に帰ってから、ワイン“Villa Sachsen”なるものを飲んだのですが、 実に旨いワインでした。

ブドウはBurgunder白(Pino Bianco ,仏語でBourgogneの意)、受賞歴が物語る旨いワインでした。 機会があれば是非試して下さい。

この4人の像は春夏秋冬を表してるんだとか。

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日本なら、さしずめ四天王とか四菩薩になるんでしょうが、ここはドイツです。 この4人は春夏秋冬を表しているんだそうです。

≪Villa Sachsen≫の屋根からライン川を見下ろしているんです。

Villa Sachsenの建物は、小綺麗で、気品があるんですねー。また良い天気に恵まれました。

ああ!究極の窓

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眼下に中世の街並み、ライン川、その向こうに古城とワイン畑、これらがピッチリ収まる窓です。 これ本当に究極の窓です!!!

あるご自宅の窓なんですが、お許しを頂いて写真撮らせてもらいました。 それにこの窓の左側には仏壇があります。

だから勤行・唱題して、ちょいと右向くとこの窓があるんです。 それだけで幸せ~~を感じますネ。究極の窓でした。

ローレライ≪LORELEY≫

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さて帰路、ライン下りの船の中から撮った写真ですが、 右下の端に僅か「LORELEY」と白い看板が見えますか? また、岩の頂上にはドイツの旗がひらめいてるの、見えますか?

この両方をカメラにギリギリ入れてみました。あ~疲れる。 ビールの飲み疲れ???はい!

 

聖教新聞にも掲載されてます

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右の記事は、09年9/13オープンデーが開催されたときの様子が聖教新聞に載ってました。 1700人の方が集まったそうですから大変な賑わいだったと思います。

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左の記事は、2011年3/11の東日本大震災の後、開催(4/16,17)された会合の様子です。 200人も集まったそうです。記事によれば「15グループにわかれディスカッション」したようですが、 議論好きのドイツ人ならではですネ。



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2011/9/21付 聖教新聞のオープンデーの記事はチョット大きくなり、A4サイズに収まらないくらいです。

ドイツでは、9月の第2日曜は「歴史的建造物公開の日」だそうで、国内各地にある「世界遺産」や 「歴史的建造物」が一斉に公開されます。その一環でヴィラ・ザクセン(Villa Sachsen)も 毎年オープンデー”Tag des Offenen Denkmals”が開催されてきました。

他と違うのは、オープンデーにコンサートや合唱やセミナーが開催されていることです。
今回のセミナーは「日常生活における仏法」でした。 こりゃすごいです。ドイツSGI(SGI-D)もやるね~。

Bingenでは、9月上旬にワイン祭が開かれます。最後の日曜日がVilla Sachsenのオープンデーになります。 最高の期間ですね。行くならこの時期ですヨ! sp2011.10.13 そして、2011年10月13日の聖教新聞1面に掲載されました。