期待が大きかった分、ショックも大きく、衆院選から1ヶ月経ってようやく気持ちを取直し、やはり意見を投稿しようと思った。
選挙結果

この選挙結果を見たとき信じられない気持ちだった。衝撃だった。 なんと中道が大敗し自民が圧勝した。公示前勢力167議席が49議席に激減した。
世の中がおかしいのか?自分がおかしいのか?その余りにのギャップに心の整理がつかなかった。
公明支持者が選挙区の立民候補者を応援しても勝てなかった理由は、立民側にあると思う。実は立民支持者はその殆どが無党派層であった。これが事実である。公明支持層とは全く違っていた。
反自民の無党派は、ある時は民主に、ある時は立民に票を投じてきた。いわゆる浮動票が、今回、自民に流れた結果に過ぎない。立民に組織票は殆ど無かったのです。浮動票支持層に頼ってた。

それでも中道は1千万票を獲得した。看過できない数だ。
今の選挙制度は2大政党が前提の制度で、多党化の時代にそぐわない制度である。
しかしながら選挙では、勝たなければならない。政権をとることに集中する訳ではなくても、勝たなければ何もできない。
自民が2/3の議席を取った結果は独断専行を許す数だ。
何故、自民がこんなに圧勝したのか?新聞各紙は一斉に報道した。しかし、今世紀稀に見る理念をもった中道の理念が、全く理解されなかったことが無念でならない。
理念
公明党の理念でもあった政策5本柱という明快な理念として中道は打ち出した。
少し話が飛ぶが、我々が目指してきたものは中道哲学だ。小説「新人間革命」にある次のような一節がある。ここが原点になってる。
トインビー博士が「世界の人々のために、中道哲学の道を、どうか勇気を持って進んで下さい。」と池田先生に言われた。(小説「新人間革命」第21巻P43)
その深い思想が、簡単に分かってもらえる訳がなかったのです。
台湾有事
そもそも始まりは、高市首相の台湾有事発言だった。存立危機事態という語彙は、かつて安保法制化の専守防衛でさんざん議論されたものです。それをわきまえて安々と集団的自衛権を行使できる「存立危機事態」との答弁は重大だった。
後の祭りだが、この答弁だけでも公明党が連立解消するのに充分な根拠となる発言だった。中国の鋭い観察は的を得ている。
非核三原則
この理念と歴史が多くの人に理解されなかったことが残念でならない。
いま脅かされているのは非核三原則の無視です。最初は「持ち込ませず」が破られるだろう。早晩、日本も核保有国になってしまう。唯一被爆した「平和国家」の看板を降ろしてしまうことになる。
右傾化
自国より他国から見ると右傾化がはっきり見えるものです。平和国家、大衆の時代が遠ざかって行く。いま検討されているのは・・・
- 特定秘密保護法:情報隠蔽、恣意的な秘密指定の危険性。
- スパイ防止法:戦前の思想選別、戦時下の思想統制。
これからこの二法案を見定めておかなければならない。自民党は責任ある積極財政、強い経済、安全保障体制など「令和の政治制度改革」を断行すると言っています。国家主義の政治が始まります。
「ママ戦争止めてくるわ」この詩がYouTubeに流れたのは選挙前2月7日だったと思います。満州事変から日中戦争、太平洋戦争へと進んだ時代が、足元にじわりじわりと現実化し始めています。
かつて民主主義の名のもとにナチスも生まれた。
独裁者はワイマール憲法を変えずに、ドイツを意のままにした。歴史を繰り返してはならない。
身勝手なトランプ政権も民主主義の名のもとに成立したし、独裁者プーチンも選挙で政権を取ってウクライナ戦争を始めた。中国・習近平の独裁は覆らない。世界各国で右傾化が強まっている。
大衆迎合(Popurisum)
世界中が「我が国さえ良ければ、他国はどうでもいい」と思うようになってきた。日本もその渦の中に巻込まれようとしている。
何としても、この流れを食い止めたい。 欲望の奴隷となるな!
あー、今年は丙午の年だった。
中道

道をつくる人がいる 道をこわす人がいる 道を歩み続ける人がいる 道から外れる人がいる
私は道を開く人でありたい 私は道を歩み通す人でありたい
此の度中道は理想を掲げた。その第一回戦は破れた。しかし
「第六天の魔王・十軍のいくさを・をこして・法華経の行者と生死海の海中にして同居穢土を・とられじ・うばはんと・あらそう、日蓮其の身にあひあたりて大兵を・をこして二十余年なり、日蓮一度もしりぞく心なし」
その心でみて行くならば、中道の精神の戦はこれからも続く。
「我も一度もしりぞく心なし」と言いたい。
















