2026年 誓願勤行会

2026年春分の日(3/20)に、今年も誓願勤行会に参加させてもらった。東京では開花宣言されたばかりで、春めいた空でした。

誓願勤行会を終え、大誓堂前にて(2026.3.20)

北海道から誓願勤行会に参加するには、日帰りで飛んで帰るには難しい。

今回も時間をとって、久々に目黒・渋谷を見て歩いた。目黒に通算25年住んでいたので、れを案内して一緒に歩いた。

東京の開花宣言が3月19日だったので、満開のお花見ができるかと期待したが、目黒川では開花したばかりで早かった。

目黒川のお花見は楽しめなかったで、目黒天空庭園の桜を撮りました。ソメイヨシノではないが、桜はおもしろきものです。

少しなつかしい目黒をオシノビで訪ね歩いたが、今更ながら都会のあわただしさに疲れ果ててしまった。やはり東京は老後になって住むところではなさそうだ。北海道に移り住んで良かった。

 

豊臣の時代

最近、大河ドラマ「豊臣兄弟!」を面白がって見ている。

この時代についてはあまり良く知らない。そこで司馬遼太郎の小説「風神の門」「豊臣家の人々」を読んでみた。

 

「風神の門」は霧隠才蔵、猿飛佐助など架空の忍者が登場し、時代は豊臣家が滅ぶ大阪の陣の頃、真田幸村に組し、徳川家康の暗殺を企てる忍者が主人公の小説です。

徳川家康や真田幸村の時代を舞台に、人知れず忍者として活躍する霧隠才蔵、猿飛佐助も全く架空ですが、まことしやかに事実であったような歴史小説として書いている。それだけでも面白い。

小説は洛北らくほく八瀬やせの里に始まり、八瀬の里で終わる。女が出てきて危うい事態にうなど、この小説を書いた司馬遼太郎の大胆な発想で筆が走る。小説として面白いが、歴史小説とは言えない。

さて、もう一つ「豊臣家の人々」を読んだ。こちらの方は、事実はかくあらんと辿たどって、小説風に描いている。

人ったらしの秀吉は出てこないが豊臣家の親戚縁者を主人公に描いている。

豊臣家の人々「人物関係図」

太字の人物が、この小説の対象で、全編9話からなる。

  1. 殺生関白(豊臣秀次
  2. 金吾中納言(小早川秀秋
  3. 宇喜多秀家
  4. 北の政所(寧々)
  5. 大和大納言(豊臣秀長
  6. 駿河午前(旭姫
  7. 結城秀康(秀吉の養子)
  8. 八条宮(八条宮智仁親王
  9. 淀殿・その子(お茶々)

司馬遼太郎の言葉を借りよう。

豊臣氏は、にわかに出現した。かつて地上にあらわれたどの政権よりも豪華で壮大なこの政権は、ほんの十日あまりでーーーつまり天正十年六月二日の信長の横死、同十三日の光秀の敗死ーーという信じられぬほどのみじかい時間のあいだに、忽然と地上に現れた。貴族になるためのどういう準備もできないうちに、この一族はあわただしく貴族にならねばならなかった。
これが、さまざまなひずみを生んだ。その血族、姻族、そして養子たちは、このにわかな境涯の変化のなかで、愚鈍なものは愚鈍なりに利口なものは利口なりに安息がなく、平穏ではいられず、あぶられる者のように狂躁し。ときには圧しつぶされた。

そんな豊臣家の人々、その一族を一人ひとり挙げて、秀吉本人を描いた。司馬らしい表現と人物観は実に面白かった。

「豊臣秀吉は人たらしの名人だった」と言われているが、司馬は「人たらし」という字を充てている。心が揺れ動き、ほしいままにされるといった意味で「だます」ではなく「とろかす」を使っている。

秀吉という日本史に珍しい運命の人は、戦国は下剋上の時代に、突如でてきた。秀吉の人たらしはケタ外れだと思う。でも藤吉郎は下戸であった。シラフでひとたらしだった。

 

2026年 衆院選を振返って

期待が大きかった分、ショックも大きく、衆院選から1ヶ月経ってようやく気持ちを取直し、やはり意見を投稿しようと思った。

選挙結果

この選挙結果を見たとき信じられない気持ちだった。衝撃だった。 なんと中道が大敗し自民が圧勝した。公示前勢力167議席が49議席に激減した。

世の中がおかしいのか?自分がおかしいのか?その余りにのギャップに心の整理がつかなかった。

公明支持者が選挙区の立民候補者を応援しても勝てなかった理由は、立民側にあると思う。実は立民支持者はその殆どが無党派層であった。これが事実である。公明支持層とは全く違っていた。

反自民の無党派は、ある時は民主に、ある時は立民に票を投じてきた。いわゆる浮動票が、今回、自民に流れた結果に過ぎない。立民に組織票は殆ど無かったのです。浮動票支持層に頼ってた。

2026年総選挙 各政党の得票数と得票率

それでも中道は1千万票を獲得した。看過できない数だ。
今の選挙制度は2大政党が前提の制度で、多党化の時代にそぐわない制度である。

しかしながら選挙では、勝たなければならない。政権をとることに集中する訳ではなくても、勝たなければ何もできない。

自民が2/3の議席を取った結果は独断専行を許す数だ。

何故、自民がこんなに圧勝したのか?新聞各紙は一斉に報道した。しかし、今世紀稀に見る理念をもった中道の理念が、全く理解されなかったことが無念でならない。

理念

公明党の理念でもあった政策5本柱という明快な理念として中道は打ち出した。

少し話が飛ぶが、我々が目指してきたものは中道哲学だ。小説「新人間革命」にある次のような一節がある。ここが原点になってる。
トインビー博士が「世界の人々のために、中道哲学の道を、どうか勇気を持って進んで下さい。」と池田先生に言われた。(小説「新人間革命」第21巻P43)
その深い思想が、簡単に分かってもらえる訳がなかったのです。

台湾有事

そもそも始まりは、高市首相の台湾有事発言だった。存立危機事態という語彙ごいは、かつて安保法制化の専守防衛でさんざん議論されたものです。それをわきまえて安々と集団的自衛権を行使できる「存立危機事態」との答弁は重大だった。

後の祭りだが、この答弁だけでも公明党が連立解消するのに充分な根拠となる発言だった。中国の鋭い観察は的を得ている。

非核三原則

この理念と歴史が多くの人に理解されなかったことが残念でならない。

いまおびやかされているのは非核三原則の無視です。最初は「持ち込ませず」が破られるだろう。早晩、日本も核保有国になってしまう。唯一被爆した「平和国家」の看板を降ろしてしまうことになる。

右傾化

自国より他国から見ると右傾化がはっきり見えるものです。平和国家、大衆の時代が遠ざかって行く。いま検討されているのは・・・

  • 特定秘密保護法:情報隠蔽、恣意的な秘密指定の危険性。
  • スパイ防止法:戦前の思想選別、戦時下の思想統制。

これからこの二法案を見定めておかなければならない。自民党は責任ある積極財政、強い経済、安全保障体制など「令和の政治制度改革」を断行すると言っています。国家主義の政治が始まります。

「ママ戦争止めてくるわ」このうたがYouTubeに流れたのは選挙前2月7日だったと思います。満州事変から日中戦争、太平洋戦争へと進んだ時代が、足元にじわりじわりと現実化し始めています。

かつて民主主義の名のもとにナチスも生まれた。
独裁者はワイマール憲法を変えずに、ドイツを意のままにした。歴史を繰り返してはならない。

身勝手なトランプ政権も民主主義の名のもとに成立したし、独裁者プーチンも選挙で政権を取ってウクライナ戦争を始めた。中国・習近平の独裁は覆らない。世界各国で右傾化が強まっている。

大衆迎合(Popurisum)

世界中が「我が国さえ良ければ、他国はどうでもいい」と思うようになってきた。日本もその渦の中に巻込まれようとしている。
何としても、この流れを食い止めたい。 欲望の奴隷となるな!
あー、今年は丙午ひのえうまの年だった。

中道

池田先生撮影 Windsor, UK (June 1991)

道をつくる人がいる 道をこわす人がいる 道を歩み続ける人がいる 道から外れる人がいる
私は道を開く人でありたい 私は道を歩み通す人でありたい

此のたび中道は理想を掲げた。その第一回戦は破れた。しかし
「第六天の魔王・十軍のいくさを・をこして・法華経の行者と生死海の海中にして同居穢土を・とられじ・うばはんと・あらそう、日蓮其の身にあひあたりて大兵を・をこして二十余年なり、日蓮一度もしりぞく心なし」
その心でみて行くならば、中道の精神のいくさはこれからも続く。
「我も一度もしりぞく心なし」と言いたい。

 

真冬の旭川

北海道の中でも寒い旭川です。真冬に雪が積もって晴天でも零下7~8℃です。それでも旭川雪まつりに人々が集まります。

旭川駅前の駅前から続く氷彫刻大会の会場、更に常磐公園会場のへと続きます。

年取ると寒なか長時間歩くのは辛く氷彫大会だけ見て回った。

翌朝、車でカムイコタン(神居古潭)へ行ってみた。真冬の光景は日中もモノクロームの世界です。もう2,3人の観光客が来ていた。

カムイコタン2024年2月12日朝9時半撮影

カムイは魔神(ニッネ・カムイ)を意味するという説もあるそうです。 2024年女子高校生がこの橋で転落殺害された悲惨な事件があった。でも今は真っ白な雪で包まれ消されたかのように静かでした。


モノクロームでヒットした観光地があります。美瑛町のクリスマスの木です。一本のトド松があるだけで、ほかに何も無い。

冬の観光地として有名になって、狭い農道に乗用車や観光バスがやってきます。殆どが外国の観光客でしょうか?

美瑛クリスマスの木 2026年2月17日15時

真冬でも北海道の観光地には観光客がいっぱい来てくれます。
北海道の観光産業を支えてくれています。

 

田舎の夜祭

地元、北海道の恵庭にある黄金ふれあいセンターで密かに行われれているランタン祭りがある。真冬にバケツに氷をはらせて、ランタンを作る。

こんな小さな小さな田舎の夜祭が大好きである。観光客は誰ひとりこない。地元に子どもたちやそれに付き添ってくる親御さん。

でも、それなりに努力して作ったランタンはとても素敵で味わい深いものがある。

2023年初めて雪の恵み野キャンドルナイトを見たとき感動した。
「ちいさな街のアイスキャンドルによる雪祭りの方が良いね。
 静かな街に人の会話が聞こえるような雪祭りの方が素敵だ」
と書いた。

今回も、街の一角で人知れず行われていた地元のイベントで、
音楽があるわけでもなく「静かな夜の街角」を飾り付けます。

こんあ街に住めてよかった、とつくづく思っている。
零下7,8℃を下回ると本当に寒いので、これで帰ります。