モリパパは、若い頃 Beetlesに狂ってましたが、クラシックファンになるほどに年取ってしまいました。 最初 S.Rafmaninof が好きになって、A.Dovorak、J.Brahms、R.Schumannへと遡っていきました。
ロマン主義(1780~1830年)それは神聖ローマ帝国が滅び去って、近代ヨーロッパへすすむ時代でした。 それまでの教条主義によって、抑圧されてきた個人の感情、即ち 「憂鬱」・「不安」・「動揺」・「苦悩」・「個人的な愛情」を解き放つ時代でした。 絵画でも、文学でもロマン主義が大きなうねりとなり、近代ヨーロッパへと進みました。
産業革命への大きな原動力となったと云われる時代だったのです。 Beethovenの堅固な構成、劇的に展開する樂曲の後を継ぎ、溢れる叙情性が、命のロマン派が、誕生!! そして、R.Schumann、J.Brahms、A.Dovorakへと大作曲家が続々と生まれた時代でした。
日本では幕末から明治時代にあたります。 西洋音楽が日本に入ってきたのは、大正から昭和初期で、将に、日本のクラシックは、ロマン派から始まったのです。