ドイツ・ビラザクセン(Villa Sachsen)の旅(その2)

ドイツ・ビラザクセン(Villa Sachsen)に14年ぶり、2回目の訪問をさせて頂きました。今回のドイツ旅行クライマックスです。

ビラザクセンの遠景

ビラザクセン(Villa Sachsen)は元ワインセラーの所有する大邸宅でした。
この文化財の保存に悩んでいたビンゲン市から、創価学会が買い取って整備してきたものです。今も綺麗に維持・整備されています。

午前10時に着き、朗々と朝の勤行をさせて頂きました。STさんの勧めで、後継の息子が導師となりました。有り難いことです。

ここに安置されている御本尊は、昭和四十三年一月二十三日、
ドイツ会館安置、願主 池田大作 と脇書された御本尊様です。

右からRüdigerさん、息子、私(moripapa)

いま、このビラザクセン(Villa Sachsen)の管理責任者は、写真右のRüdigerさんです。

仏壇の製作まで自身で行っていただいた方だそうです。

素晴らしい方が、管理・運営されてくださっています。


ColinLagen(当時)

当時、根の葉もない誹謗・中傷を押し切って、創価学会のドイツ文化会館をBingen市に誘致した(当時・市長)コーリン・ランゲン(ColinLagen)さんも、いまは鼻が高いことでしょう。文化財を守るのも学会精神です。

写真撮影の了解を得て70枚も撮ってしまいました。下手な写真ですが、先ずは行ったつもりになって見て頂ければ嬉しい。
(時間がなくキャプションも付いていませんが‥時間を見つけて後で付けていきます)

創価学会が誇る文化的遺産でもあります。機会があればどうぞ行って見てきてください。

1991年6月9日 池田先生撮影

池田先生が1991年(平成3年)6月9日に撮られた写真が掲げられていました。

はるかなる
ドイツの皆様
さち光れ
断固と生き抜き
今世こんぜを飾れや

どれだけ多くのドイツ在住者が先生から激励をいただいたことでしょう?先生は激励の名人です。

左はSTさん、右は息子

このあとSTさんのご自宅に招かれ、素敵なお部屋で食事を頂きながら、長時間の歓談をさせて頂きました。本当に有難うございました。

息子もドイツに来て、人に話せない様な苦労をしたらしい。
STさんは、にこやかに息子の話を聞きながら、自らの体験を通して激励したくださった。

気がつけば、12時~20時まで、語らいが続きました。

STさん宅の素敵な窓辺(ビンゲンを一望できる)

こんな信心の大先輩がいるから今のドイツSGIがある。

STさんに心から感謝して、ビラザクセンの街、ビンゲンを後にしました。

 

 

ドイツ・ビラザクセン(Villa Sachsen)の旅(その1)

ワインシュトラーセ(WeinStraße)の旅に別れを告げ、10月22日、ビラザクセン(Villa Sachsen)のあるビンゲン(Bingen)の街に降り立ちました。

再びの「ドイツのVilla Sachsen」です。
前回2009年7月30日の夏に来ています。

今回14年ぶりの再訪です。楽しみしてきたVilla Sachsenは、明日訪問することにして、ライン川を挟んで対岸の街リューデスハイム(Rüdesheim am main)からVilla Sachsenの遠景を望むことにしました。リューデスハイムは初めての訪問です。

ライン川を挟んで対岸にリューデスハイム(Rüdesheim am main)の街を望む

リューデスハイム(Rüdesheim)は日当たりがよく、良いワインができるワイナリー(Wein Gut)がたくさん有ります。今では有名な観光地になり、にぎわっています。

ぶどう畑の上を通る観光用のロープウェーSeil Bhan(Kabinen Bhan)があり、今は色づいたぶどう畑を眼下にみながらライン川を望み観ることができます。

さて、対岸にビラザクセンVilla Sachsenも遠くに望むことができます。明日訪問すること楽しみしてるVilla Sachsenの遠景です。

観光用のロープウェーSeil Bhan(Kabinen Bhan)の頂上に、普仏戦争の戦勝記念碑Nieder Wald Denkmalがあります。

【普仏戦争】1870〜1871年、ドイツ統一をめざすプロイセンと、これを阻もうとするフランスとの間で行われた戦争。プロイセンが圧勝、統一を完成して、ドイツ帝国の成立を宣言した。

ビンゲン側からもこの記念碑が見えます。ドイツが勝った唯一の普仏戦争。勝利の年は1871年で、牧口先生ご生誕の年でした。


明日ビラザクセンにいく前に、地元ドイツSGIのSTさんと、夕食を囲みながら、お話しすることができました。

STさんは私より4才位ほど年上の方で、同行の息子が若かった頃大変お世話になった方です。息子にとっても懐かしい思い出の話や近況報告に花が開きました。

前回も今回もビラザクセン訪問に際してはお世話になりました。旧友との再会は楽しかった。ワインやビールを頂きながら、弾む話に時の経つのも忘れて楽しいひと時を過ごさせて頂きました。

 

ドイツ・ワインシュトラーセ(WeinStraße)の旅

4泊5日のバスツアーはバートデュルクハイム(BadDürkheim)に連泊して、ここを拠点に観光地を巡る旅です。

バートデュルクハイム(BadDürkheim)がワインWein シュトラーセStraße(ワイン街道)の真ん中にありますが、ワイナリーWein Gutの立ち並ぶなかでも、ダイデスハイム(Deideshaim)はワインの街の至高。
ここにはビラVila=館ではなく、シュロスSchloß=城があります。
ちょっと格が上なのでしょう。見れば素晴らしいの一言です。

バスツアーの最終日、晴天に恵まれ素晴らしい景色でした。この小さな街ダイデスハイム(Deideshaim)は、ドイツでは珍しくいちじくも柿も育ち、ワインの葡萄もよく育つ地域なのです。北ドイツとは+5~10℃は温かく過ごしやすいので、リゾートホテルや高級老人ホームもある地域です。

更にノイエ・シュタット(Neue Stadt an der WeinStraße)にも立ち寄って、ワイン屋でグラスワインを飲み、昼食でワインを頂き、とても幸せな一日を過ごしました。

自分もワインが大好きですが、息子もワイン好きでドイツ・ワイン通です。親子してワインを毎日頂きました。

ドイツワインで310€(約5万円)もするワインって、どんな味なんだろう?上を見ればきりがない。

さて、これでバートデュルクハイム(BadDürkheim)を拠点としたバスツアーとはお別れして、いよいよドイツ創価学会の文化センター(Vila Sacksen)があるBingenへ移動します。楽しみだな~。

 

ドイツ・ハイデルベルク(Heidelberg)の旅

ハイデルベルグのネッカー川のほとりに降り立った。

初めてハイデルベルクに来たのは21才の時だった。

53年ぶりにネッカーNeckar川のほとりに立ち、ハイデルベルグ城を見上げました。

一際ひときわ 感慨深かった。

Alte Brüke (古橋)からハイデルベルク城を見た。

53年経ったのにハイデルベルグ城は何も変わっていない。
今は手元に残っていないが、当時の写真のままでした。

ハイデルベルグ城の下、旧ハイデルベルグの街並みは、今は観光地です。

ケーブルカーに乗ってハイデルベルグ城に登ってみました。

昭和の高度成長期、大阪万博が開催されていた頃、初めて飛行機に乗り、それも海外ドイツに来やってきた。21才の青年だった。
その後、勉強や仕事でドイツに来る機会を得ることはなかった。

今「生涯青春」などとうそぶいているものの「青雲のこころざし」を持つことはできない。若い時でなければできないことがある。

司馬遼太郎の「翔ぶが如く」全10巻を読みおわわってドイツ旅行にちました。
明治初期の西南の役の話である。大久保利通と西郷隆盛の二人は刎頸ふんけいの友であった。この二人の人生を分けたのは何か?それは若い時、欧米へ渡航したかどうかで決まったように思う。
若い時、特殊な「日本」という世界を、欧米から観ることができたかどうかが、その後の決定的な違いを生んだと思っている。

若い時、一度は日本から離れ出ることは今も大切だと思う。中高年になっては遅い。「青雲をこころざし」ある季節ときに出ることだろう。

50余年ぶりのハイデルベルグ城にて

今こうして息子が杖となり、耳となり、口となってドイツ旅行を楽しんでいる。その有り難さを身にしみて感謝しいる。

この老人は今更ながら 人生は捨てたもんじゃないと思っている。

あと2週間ほどとなった旅行はいよいよ佳境に入ります。乞うご期待。

 

ドイツ・バートデュルクハイム(BadDürkheim)の旅

バートデュルクハイム(BadDürkheim)に到着しました。
Hamburgから約700キロ7時間半の旅、日本で云えば、札幌から秋田(680km)か盛岡(630Km)の距離に匹敵します。
東京から岡山(630Km) 青森(703Km)に匹敵します。

北ドイツHamburgから南ドイツの入口、BadDürkheimまで来るとさすが暖かい。ここはドイツ🇩🇪ワインの産地でも有名です。

半日もあば一周できる小さな街

9月にワインフェスト(WineFest)があります。BadDürkheim のプファルツ(Pfälzer)州のワインとソーセージ市(Wurstmarkt)がたちます。
今年2023年は、9月8日(金) ~ 9月15日(金)に開催され6万人来場したらしい。

朝起きてたら濃霧だったがBadDürkheimを見て回った。

霧が晴れてくると、バートデュケンハイム(BadDürkheim)のカラフルな街が魅力的だった。さながら保養地でした。

今回バスツアー(10月19~22日)のワイナリー巡りもする観光ツアーに参加しています。バートデュケンハイム(BadDürkheim)に4連泊します。ハイデルベルグ(Heidelberg)への観光付きバスツアーです。実はドイツでは、今の季節が一番いい季節なのです。

参加メンバーは全てドイツ人でワイン🍷好きの爺さん婆さんばかりで、中には常連客も居るようです。

BadDürkheimとは、私流の解釈では、Bad;温泉➕Dürk;飲兵衛➕heim;村という訳で、温泉付き飲兵衛村という事になります。

さて明日は、いよいよ50年ぶりのハイデルベルク Heidelbergです。楽しみです。でも今朝は胃の調子悪いし👎体力持つかな〜〜チョット心配しています。

このバスツアーは10月22日途中退場して、別行動でライン川方面へ向かいます。