宮古島の旅

冬になると何処か南の島に行きたくなる。どこでも良かったのでツアーへ参加して沖縄・宮古島へ行ってきた。

沖縄那覇空港(OKA)にて

新千歳空港(CTS)から羽田空港(HND)で乗り継いで宮古島空港(MMY)へ直行する予定だったが、CTSで便が遅れて乗り継ぎ変更になった。沖縄空港(OKA)経由となり、8時間もかかてしまった。

お陰で沖縄空港も見学できて、蘭の花が飾り付けられた南国の雰囲気を味わうことができた。

北海道から宮古島まで2,500Km。北緯42度54分から24度46分まで南下するとさすがにあたたかい。でも沖縄は北半球だから季節は冬。曇りの日は上着やヤッケが要るほど寒かった。

サトウキビ畑の向こうに空港の屋根

宮古島空港近くのホテルに泊まった。

サトウキビ畑の向こうに空港の屋根が見える距離でした。

歌にもある通り、沖縄の名物はサトウキビ畑です。

サトウキビのジュースを飲んでみたが、思った以上に甘かった。

宮古島は平らなサンゴの島です。山がないから水がない。水は地下ダムにめてあるそうです。地下ダムは見えないけど5つ大きなダムがあるそうです。

地下ダムからの水はサンゴの石灰が溶けるので、水の硬度が高いそうだ。ホテルのシャワーの水もヌルヌルしていた。

平安名へんなへ行ってみた。宮古島の東端で灯台がある。

あいにく曇り空だったが、サンゴに囲まれた島の様子がうかがえた。

バスで、次に与那覇前浜へ行った。これぞ南に島の絶景でした。

こんな写真を撮りたかった。これだけで満足の写真旅行になった。

かつてニューカレドニアNewCaledoniaイルデパンil de pin 島に行ったときに見た砂浜に匹敵する光景に大満足。(参考にイルデパン島の写真も載せます)

南の島にはヨットとヤシが必要ですが、宮古島にはそれがない。一寸 淋しいが、でも人工の浜ではない素晴らしい砂浜です。

沖縄の「めんそーれ」とは違って宮古島では「んみゃち~」と言う。ようこそ「Wellcom」も島によって違うという。沖縄は島の集合体だそうですが、沖縄ならではの色彩がありました。

市街地の宮古食区ショックという場所で昼食を採った。面白い名前を付けたもんだ。ここは、夜はさぞや賑やかな場所だろう。若ければ夜来て飲んで踊ってヘベレケになるところだ。

沖縄返還の翌年(1973年)に石垣島に行ったことがある。野外調査で観光はしなかった。泡盛を飲みすぎて三日酔いした 思い出がある。あれから52年も経った。今回これが二度目の沖縄旅行です。

この宮古島は数々の巨大津波、大きな台風の災害、疫病の大流行そして戦争に遭ってきている。でも巨大津波が残した奇岩の海岸をいまや観光にしている。沖縄は楽観の島なのかもしれない。

短いツアー旅は3泊4日で帰途に就いた。帰りの便は順調で宮古空港(MMY)から羽田空港(HND)直行し、新千歳空港(CTS)に乗り換えた。12時出発し18時到着、6時間で日本縦断した。

今回の旅で新しく買ったLeica D-Lux8で写真を撮った。旅行に持ち出して沢山写真を撮った。GPSもしっかり記録されていた。

密かに、LEICA D-LUX8 を堪能する旅でもありました。

 

 

名馬ディープインパクト

サラブレッドの写真を撮りたいと思い、新千歳空港近くのノーザンホースパークに連れて行ってもらった。それが切掛きっかけだった。

束の間の快晴、牧場にサラブレッドが遊んでた。

競馬をやらなくてもディープインパクトは知っている。

その名馬ディープインパクトが誕生した所がノーザンファーム(北海道勇払ゆうふつ安平あびら早来)はやきたです。

ノーザンホースパークノーザンファームの関係会社で、社台しゃだいグループ吉田ファミリーの系譜に連なるらしい。ノーザンファームは、日本のサラブレッドを育てた名牧場の一つなんです。

ノーザンホースパークにあるディープインパクトの像

ディープインパクトは2002.3生まれで、2004.12から2006.12まで活躍し三冠王を成し遂げた名馬です。獲得賞金は 合計14.5億円というから凄い。そして2019年7月(17才余)で没しました。

競馬界では、名馬を生み出すために血統を競って種付けをする。メス馬を牝馬ひんば、オス馬を牡馬ぼばという。名馬となった牡馬ばばは引退後、種牡馬しゅぼばとなって優秀な牝馬に種付けをする。その数(子孫)は何十頭に及ぶらしい。種付け料も一回、何百万円もするそうだ。

種牡馬サンデーサイレンス(USA)

ディープインパクトの父はサンデーサイレンスで、米国から種牡馬しゅぼばとして11億円で落札したらしい。
サンデーサイレンスはカナダで生まれで然程さほどでない血統だったが、何回も優勝した名馬だった。

血統だけで名馬は決まらない。血統が良くなくても名馬が生まれることがある。サンデーサイレンスもそうだった。だから生産者も馬主も調教師もそこに賭ける。鼻の差で勝敗が分かれる競馬だから、予期せぬ名馬が現れることがあるようだ。

素人ながら競馬史をかじってみたら実に面白かった。YouTubeで動画を楽しみながら勉強している。新しい興味を一つ見つけた。


ところでノーザンホースパークは観光客が来る公園だから、現役の競争馬はいない。

園内遊覧馬車や、ポニーショウや、乗馬体験などがあり、なごやかな公園です。

乗馬体験用の厩舎をのぞいたら、グスタフ・マーラー(クラシックの大作曲家)という名前の馬が居た。この馬の性別は「せん」とあった。調べたら、馬にはオスの牡馬ぼば、メスの牝馬ひんばの他に、去勢された騙馬せんばがいるとのこと。

もちろん騙馬せんばは種付けにあずからない。現役で走る騙馬せんばもいるそうだが、この馬は既に24才の老馬で、おとなしく余生を送っている。

騙馬せんばとなってこんな風に余生を送れるなら、無理して名馬にならなくても幸せだと思った。・・・馬は人に近い動物かも知れない。

馬は人と気持ちが通じ合う動物のようだ。ドイツでは馬はペットとして飼う人がいるくらいだ。競走馬の殆んどが現役引退後、殺処分されている悲しい現実もある。なので動物愛護のフォスターペアレント制度もあるという。

やや横道に逸れてしまったが、急に競馬に興味が湧いてきた。
否、競馬の馬に興味が湧いてきた。 また季節が良くなったら
ノーザンホースパークに行ってみようと思ってる。

 

LEICA D-LUX8 の魅力と操作感

コンデジことコンパクト・デジタル・カメラは一つのジャンルだと考えてる。スマホと一眼カメラの間に位置するカメラだと思う。

ズームができるチョコ撮りカメラが、最近性能が格段に良くなってきた。ズームコンパクトならぬ名付けてズームインパクト

Panasonic DC-LX100M2
Panasonic DC-LX100M2
早すぎた名機と今も惜しまれている。

LEICA D-LUX8は、実は、Panasonicの LUMIXのDC-LX100M2 (2018/10/18発売)とほぼ同じハードウェアなのです。

初めてマイクロフォーサーズ(m4/3)を創設したPanasonicが作った、m4/3のコンデジがLX100M2です。残念ながら、2020/10月〜生産・販売中止となり、わずか2年の寿命でした。

LX100M2の後継機として、D-LUX8が名門LEICAから返り咲いた恰好かっこうになりました。LEICAの血筋を引くPanasonicのLUMIXのコンデジが、本家LEICAから復活したといったところでしょうか? m4/3ひと筋にカメラを愛好してきた者にとって、このコンデジD-LUX8 は高みの一品 になったのであります。

D-LUX8のデザインはQ3とそっくりなので話題を呼びました。
洗練されたフォルムと比類なき美しさが魅力なLEICA機です。


さて、D-LUX8のセンサーは4/3型で、通常のコンデジの1/2.3型より大きなセンサーを積んでます。スペックはm4/3機そのものですが、レンズ一体型のコンデジなので、公式マイクロフォーサーズとしては扱われていません。

初めてライカを手にした高揚感と、DーLUX8を使い始めた操作感について書いてみます。ダイヤルやボタンなどの配置が良く、シンプルで洗練されている。「さすがLEICAだ」と感心しました。

(既に、LEICA Q3をお使いの方には当たり前でしょうが…)

普段は、絞りもシャッタースピードもAutoにして持ち歩くようにしてます。つまり、咄嗟とっさのシャッターチャンスのためにプログラム(P)モードにしてます。そして余裕があれば被写体に応じて、絞り優先(A)モード又は、シャッタースピード優先(S)モードに切り替えることができます。即座にモード切り替えできるようPモードにしている訳です。これぞスナップ写真のためのコンデジ設定ですね。さすが合理的でシンプルなLEICAだと感心しました。

絞りリングは Auto からリングを回せば最初にF1.7から始まる。これが良い。

Aモードに切り替えたい時は、暗いかボケを出したいときだ。だから、絞りがF16からではなくF1.7から始まるのが良い。

シャッタースピードがダイアルなのも良い。Autoからダイアルを右回しにして1/2000から始まる。1/2000と言うと水しぶきを止めたり、強風の中で揺れる花を止めたり、鳥の羽ばたきを止めるシャッタースピードです。そこから始まるのがまた良い。

サムホイールは初期設定で、ダイアルを回して露出補正できるようになってる。ボタンを押せばISO感度設定になるが、
露出補正の設定はそのままに、ボタン🔘を押したときはホワイトバランス設定にカスタマイズした。こうした方が良い。

LUMIX G9 MK2 の右肩部

ホワイトバランス(WB)、ISO、露出補正など頻繁に使う設定は、LUMIX G9では特別にボタン配置してあります。
D-LUX8もサムホイールで、使い安い設定にすることができて、良いと思います。

さらに撮影時と再生時で機能が変わり、再生時では★マークをつける機能となり★マーク1っ個に設定され、シンプルでこれで良いと思います。

function🔘ボタンも撮影時と再生時とで機能が変わる。そして、それぞれカスタマイズ設定することができます。

左の function1🔘ボタンは初期設定ではEVFモニター切り替え設定になっていたが、これを STD、VIV、NAT、BWNAT、BWHCなどのフィルムモード切り替え設定にした。
▶でフィルムモードを選択できるが、ボタンを押してモードを選ぶことができ、この方が使い易くて良い。
再生モードでは全コマ削除に設定した。

右の function2🔘ボタンは初期設定では動画へ切り替え設定になってたが、動画を頻繁に撮らないので撮影モード(シーン)に設定用にした。
これも▶でフィルムモードを選択できるが、ボタンを押してホワイト・バランスを選ぶことができて良い。
再生モードでは1コマ削除に変わる。これが使いやすくて良い。

センターボタンは撮影時、情報画面切替になっている。これもfunction🔘ボタン同様カスタマイズできるが、初期設定のまま使ってる。

ファインダー(電子ビューファインダーEVF)は、236万ドット OLED(有機EL)で見易い。倍率0.74はコンデジにしては見やすくて良い。

フラッシュユニットが別付属している。

初期設定では後幕シンクロになってる。シャッター幕が閉じる直前にストロボが発光するので、動きのある被写体撮影では、動きの軌跡が自然になる。先幕にも変更できるが初期設定のままで良いと思う。

センサーはマイクロフォーサーズ(m4/3)ですが、モニターはアスペクト比 3:2です。これまでm4/3でもアスペクト比 3:2で撮ってきたので、モニターも気に入っている。

最後に、DC Vario Sumilux f1.7-2.8/ 10.9-34mm ASPH.(24-75mm [35mm判換算])の明るいズームが良い。

マイクロフォーサーズ(m4/3)のコンデジの極み、LEICA D-LUX8の機能美と高揚感にひたっています。

ライカは単に写真を撮るための道具ではない。ライカを持つ魅力に取り憑かれてしまいました。ライカは精密な美術品だわ。


参考:

「まさか」の後継機、パナソニック「LX100 II」の実力は?

Leica D-LUX8 実写レビュー × 鈴木 誠|Leicaらしさを高純度に味わえるカメラ

 

えにわシーニックナイト2025

2025年1/31~2/8日まで「えにわシーニックナイト2025」が行われた。以前は「キャンドルナイト」だったが、今年は「シーニックナイト」と改名した。でも札幌の「雪まつり」と違って観光客はいない。真冬の市民のイベントとして開催されている。

今年は、雪が少なく恒例のクロスカントリー・スキー大会も中止になった。

雪は少なく、氷点下の凍てつく冬日も少なかったので、アイスキャンドルやスノーランタンも上手じょうずに出来上がらなかったようです。

観光客が来ない恵庭市民のイベントは ちょっとステキなのです。街路灯やネオンが少ないから、手作りのキャンドルやスノー・ランタンが映えます。薄暗いなかでの静かなイベントでステキです。

小さな恵庭市のイベントが好きで、今年も見に行ってきました。帰り居酒屋で一杯やって、ほろよい気分で帰宅。


翌朝、朝早く起きると、昨夜少し雪が降ったらしく、除雪車が動き回っていた。久々に除雪の光景をみた。

 

 

身近な冬の光景

今年(2024年)の北海道は雪が少なく、冷え込みも然程さほどではない。
だが、一歩屋外に出ると、津々しんしんと冷え込んた冷気で目が覚める。

朝日が昇るとキラキラと光り輝く、足元の光景を撮り収めてた。

白銀の世界で、冠雪の赤い実がひときわ目を引きます。
こんな光景、北海道に暮らす者でなくては味わえない。

天気がいい日には、いつもの散歩道で冬景色を撮りながら歩く。

千歳ノーザンパーク近くで見かけたサラブレッド馬の牧場です。
一瞬の晴れ間に撮った景色です。冬の北海道はカッコイイ。

眩しい雪景色は、ちょっと露出アンダー気味にして撮ってみた。冬でしか見られない身近な白銀の光景です。

身近な冬景色を楽しんでいます。ちょっと素敵な冬の生活です。