ドイツ・デュッセルドルフ(düsseldorf)の旅

14年前デュッセルドルフ(Düsseldorf)に来たことがある。息子の下宿を起点に、20日間(7/24~8/12)ほど旅行した事がある町で、少し馴染みがある街です。

駅に降り立って14年前を思い出した。7年間この町に住んだ息子の目には「大きく変わった!」そうだが、私には「路面電車(S Bahn)が減って、地下鉄(U Bahn)が整備された」程度で、デュッセルドルフ(Düsseldorf)の街並みの様子はあまり変わっていない気がした。

旅行も終盤を迎え、デュッセルドルフ(Düsseldorf)に慣れた息子と一緒にちょいとビールを飲みに行った。アルト・ビールである。
DüsseldorfのBreuHaus でなければ味わえない雰囲気と旨いビールです。(Hamburgにはこう言った店はないようです)

ビール樽が地下からドーンと地上に誕生する。その新鮮なビールを待ち構えるようにしてグラスを空ける。ウエイターがサッサとビールグラスを取り替えに来る。注文なんか無視して勝手に空のブラス下げコースターに注文回数のチェックを入れる。

ここDüsseldorfでもKölnでもビールグラスを手で塞いてないと、ウエイターは勝手に次のグラスと交換してしまう。懐かしいビールの飲み方に酔いしれて、二軒目へとハシゴしてしまった。

かつて息子の下宿近くにあったギリシャ料理の店にも足を運んだ。昔と同じうまい味を堪能たんのうした。息子が何やら店員に話しかけたら、店員も一緒に一杯やろうと、祝ってくれ盛り上がってしまった。

懐かしい düsseldorfの夜を楽しんだ。ドイツ旅行の終盤らしく楽しいひと時を過ごした。


翌日は雨だったが「ライン川を見たい」と希望し、息子に連れて行ってもらった。僕にとってDüsseldorfといえばライン川です。
特に理由わけはないが Düsseldorfといえば、ライン川が似合うだけのこと。Shumannはライン川を見て曲を書いた。ライン川に身を投じて自殺しようとした。今もライン川は急流です。

14年前とは景色が変わってしまって少しがっかりしたが、ライン川の速い流れは昔と同じ。この流れがSchumannの交響曲「ライン川」とよくマッチしていると今も思う。

ぶらぶらと街なかを散歩しながら、市庁舎(RatHaus)前でコーヒーを飲んだ。おや?イスラエル旗とウクライナ旗がたなびいている。そうだった。世界はどこかで戦時中なのだ。

右にイスラエル、左にウクライナの旗がたなびく

さて、ハンブルク(Hamburg)に帰るとするか! たなびく旗を見ながら、帰り支度をする気になった。

 

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