北海道・北東北の縄文文化

JR大森駅のホームに記念碑があります。

日本考古学の発祥は東京品川の大森貝塚でしょうか?モースの発掘(1877年)百周年碑があります。

考古学はずいぶん発展したのでしょうか?
縄文時代の歴史的な位置づけが変わったような気がします。本州以南では稲作で農耕定住で、縄文から弥生時代へ変遷したと習った。

ところが北海道・北東北では稲作はできません。狩猟・採集・漁労でしたが、それでも定住生活があった。約1万年以上も安定した縄文文化が築かれていたのだそうです。

先日、友人の誘いでキウス周堤墓群を訪問して以来、北海道・北東北の縄文文化に興味を持つようになりました。

2021年7月ユネスコ世界遺産として登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」は17ヶ所の遺跡で、世界遺産に登録されました。

キウス周堤墓群の一つには道路が貫通していた

キウス周堤墓群も17ヶ所の遺跡の一つです。キウスを訪れたときガイドさんの説明を受けることができました。

縄文文化があった6000年前は、現在より温暖で北海道の沿岸は現在より深く入り込み、札幌辺りは海の中だったようです。また遺跡からは、温かい海でしか採れないハマグリが見つかっています。

地球温暖化よって北極・南極の氷が溶け、海面が上昇し海岸線は今より陸へ海進していた。貝塚など遺跡位置から解るそうです。

いま話題の地球温暖化と聞いて、俄然興味を持ってしまった。
素人ながら遺跡の位置や年代を調べて見たくなってしまった。

遺跡の年代は、放射性炭素年代測定やそのデータベースで年代特定されるそうです。この遺跡はいつ頃のものか知りたくなります。

先日、道南へ旅行した折に、森町のわしノ木遺跡を訪ねようとしたのですが、残念ながら気軽に行けないようです。

鷲ノ木遺跡は北海道縦貫道路建設中に発見された環状列石です。

遺跡保存のため道路をトンネル化した(遺跡地下に道路を通して)環状列石を現地保存したそうです。

残念ながら現地を見ることはできませんでしたが、事前申込みでイベントとして案内することは行っているそうです。


公式サイトへリンク.

さて、いま「北の縄文文化と国宝」展が北海道博物館で開催されています。

世界遺産になり国宝にもなっている縄文遺跡とは何か?まず土偶を見て驚きました。これは芸術であります。

いま博物館では、写真を撮らせていただけます。フラシュをかずにガラス越しに撮りました。国宝となる美術品はすばらしい。

もちろん、時代は紀元前にさかのぼります。日本にしかない縄文文化なのであります。日本で独自に育った縄文文化なのです。

縄文文化には文字がありません。でも話し言葉はあったでしょうし、ソーシャル・コミュニティーも発達していたと思います。
これだけ芸術性を高めた文化があったのです。恐るべきことです。美術的な土偶は、いま見ても素晴らしい芸術です。

多くの土偶は意図的に壊されて出土しているそうです。後世に残すために作られたのではありません。

サイモンケイナー

縄文遺跡群は、ヨーロッパのどの大聖堂とも対等の価値があり、フランスの後期石器時代の洞窟壁画にも匹敵する重要な価値を持つものです。

と英国のサイモン ケイナーは言っています。

考古学とは何かも知らず、全くの素人ですが
土偶や貝塚や環状列石などの遺跡に興味を持ち、旅行先で見学しようと思うだけでも良いと思ってます。そのうち一寸だけ勉強してみようかな?

 

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