北海道の春は遅い

北海道の春は遅いばかりか、本州とはいささか違っています。

駒場野公園花壇でみたアズマイチゲ(2022.3.2撮影)

東京(駒場野公園)ではアズマイチゲは3月始めに咲きますが、ここ北海道恵庭では4月12日頃咲きますので約1ヶ月10日ほど遅いでしょうか。

ここ北海道でも遅い早春にアズマイチゲ咲きます。

恵庭のルルマップ川の散策路を歩いていたら、アズマイチゲの群落を見つけました。やや日陰の林内に星を散らしたように咲くアズマイチゲを見たときは感動しました。

早春に咲く花は他にもあります。JR長都駅から南東に伸びる防風林には、早春にアズマイチゲやナニワズなどの花が咲きます。

林内にアズマイチゲ、エゾエンゴサク、フクジュソウ、ナニワズなど一斉に咲きます

アズマイチゲだけではありません。エゾエンゴサク、フクジュソウ、ナニワズなど関東では見られない花々が賑やかに咲きます。

関東では、尾瀬ヶ原に有名な水芭蕉ですが、ここ恵庭辺りでは平地の湿った沼に咲いています。またザゼンソウも見つけました。

湿った湿地に静かに咲いていた水芭蕉
ルルマップ散策路にザゼンソウが咲いていました。

北海道の春は遅く、4月中旬になってつくしが目を出します。

野草のアズマイチゲやエゾエンゴサク、ミズバショウ、ナニワズ、フクジュソウなどが一斉に花開きます。北海道の春は遅いが高山植物のように一斉に花々が咲きはじめ、高原の春を思い起こします。

なんか高原に移り住んだような気分になってきます。花粉症にも悩まされず、私にとって大満足な高原の春を楽しんでます。

 

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