核兵器禁止条約が発効

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昨年10月24日、中米ホンジュラスの批准により批准国が50に達し発効に必要な50カ国・地域になり、批准後90日の2021年1月22日に条約が正式に効力を持つことになります。その日が今日です。

核兵器禁止条約が発効される日を静かに迎えました。
残念ながら核保有国でこの条約を批准した国はありません。
被爆国である日本もこの条約に反対しました。
核兵器禁止条約を主導したICANには、ノーベル平和賞が授与されました。

wish you were here (あなたがここにいてほしかった)

核の非人道性に対し「悪の烙印を押すstigmatize」ことが被爆国日本の使命であったはずですが、それができなかったのです。

核兵器禁止条約の奥座敷に書いた通り、この条約はモラルコンパス(倫理基準)を見失うこと無く次世代に繋ぐ遺産となるはずです。

いま世界中がコロナ禍にあえいでいますが、核の脅威から見ればまだまだ軽い災禍です。核の脅威をなくす記念日となる1月22日を忘れないようにしたい。

 

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