森鴎外とエリスの時代のドイツに浸かって

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1887年、88年頃といえば、「坂の上の雲」(司馬遼太郎著)に出てくる時代だ。日露戦争(1904年)の17年前のことである。
森鴎外はこの頃、ドイツ伯林Berlinにあったのだ。そして「舞姫」を書いた。

なんでこんな本を読んだのだろう?たて続けに本を3冊読んでから、ふと思った。

  1. 「鴎外の恋人 舞姫エリスの真実」 六草いちか 著(2011年)
  2. 「それからのエリス」 六草いちか 著(2013年)
  3. 「舞姫」 森鴎外 著(1890年)
「六草いちか」
「六草いちか」

そうだ、作家「六草いちか」に興味を持って読み始めたんだ。
普通、ドイツに暮らしている日本人は、ドイツ人と結婚したか、転勤でドイツにいるか、留学している人だ。
ドイツに長く暮らしている作家「六草いちか」ってどんな人?だろうとの興味で読み始めた。

モリパパは、あまり小説を読まないが、今回、森鴎外とエリス(Elise Wiegert)の時代のドイツにかってしまいました。

「六草いちか」もドイツに恋してしまった人なんでしょう。
1988年よりドイツ・ベルリンに在住というから27年になるんです。どうも日本とドイツは相性が良いのかしら?

モリパパが、初めてドイツに行ったのは、47年前(1970年)の夏のこと、まだ21才でした。短期間でしたが、初めての海外、若い時のドイツ滞在は、強烈な印象でした。ドイツに行く旅費を工面してくれた父には、今も感謝しています。

その後、幾度と無くドイツで暮らすことを夢見ましたが、仕事でも全く機会がありませんでした。
ところが今、長男がドイツHamburgに住んでいます。ドイツに恋して親子2代です。