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昔、日本には鳥を愛でる文化があった。メジロやウグイスの他に名鳥といったものまでありました。隠居の楽しみであります。
野鵐(ノジコ)は雲州の御留鳥として領外不出の名鳥でした。
「松平不昧公に音信という名鳥であって、これを茶室の軒にかけ、その鳴き声を聞きながら、茶三昧にふけったという。」
野鳥を愛玩用に飼うことは出来ないので、バードウォッチングで一度、その囀りを聞いてみたいみたいと思います。「チンチン、チョロリー、チョイチョイ」と歩きながら囀りもするそうです。
犬や猫と同じように、改良された小鳥は、もう野に放つことは出来ません。我が家で飼い始めた十姉妹の梵天は名付けて”Bon” 。カゴの中の鳥で2歳になりました。
隠居の楽しみとして飼い始めた手乗り十姉妹は、誰にでも馴れて可愛いものです。飛ぶは下手でホバリングみたいな飛び方です。
十姉妹は孵化後40日で巣引きし成鳥になります。十姉妹の寿命は3年から8年だそうです。まだまだ元気なのは当たり前。これからも元気でいてくれればと、ハッピーな気持ちになります。
Bonsova 、Bonjour 、梵天。この子と一緒に暮らしましょう。