西本智美と日本フィルでチャイコフスキー

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モリパパは西本智美のファンです。

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昨夜(10/2)は、久しぶりに民音コンサートへ行ってきました。
西本智美と日本フィルハーモニー交響楽団でチャイコフスキーです。

曲目は、弦楽セレナーデハ長調OP.48第一楽章から始まり、くるみ割り人形の花のワルツで〆る第一部です。なかなか一般ウケしやすい選曲でした。
弦楽セレナーデハ長調OP.48第一楽章(Serenade For Strings In C,Op.48)はモリパパも大好きです。どうぞ試聴ください!

バレー曲のくるみ割り人形の花のワルツ(The Nutcracker Suite, Op.71A-10. Waltz Of The Flowers)もどうぞ!

第2部は、チャイコフスキーの交響曲第4番ヘ長調OP.36でした。

西本智美と言うとチャイコフスキーのイメージで、それも妥協のないハギレの良い印象があります。 今回も充分楽しませて頂きました。コシのある蕎麦かうどんを食ったように旨かった。

コンサートは、演奏者と一体の空間に居るという感じが、とてもイイものですね。
ほんの1,2秒なんだけど全く音のない時間があり、ページをめくる音さえも聞こえてきてしまいます。千人を超す観客からも、咳払い一つ聞こえないんです。
かと思うと、鼓膜に異常が出るほどの突然の大音響、この音の落差はコンサートでないと味わえません。
特に西本智美のコンサートでは、これを聞かせてくれます。チャイコフスキーの交響曲第4番の第4楽章に入るところがそれです。交響曲第4番の第4楽章(Sinfonie Nr.4-4 Finale_ Allegro C)即ち、交響曲のサワリの部分になります。録音では大音響も一瞬の音のない時間も味わえませんが、お聞きください。

トランペットのソロになると、モリパパは「音程をはずさないように!」と妙に心配してしまうんです。息子でもない奏者にまで心配を寄せてしまうんです。
トランペッターの息子は、今頃ハンブルクで何しているんだろう?

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