青い帽子でボランティア2年目

この記事は3年以上前に投稿された古いものです。

野鳥公園でボランティアを始めて2年目、無用の用のボランティアとでも言いましょうか?
野鳥公園で青い帽子をかぶってボランティア・ガイドとして、バードウォッチングを愉しんでいます。

青い帽子といえば、会社勤めの頃の「デボノ博士の6つの帽子」という研修を思い出してしまいます。

6色ハット発想法を1人で使いたい」から拝借

デボノ(Edward de Bono)博士が書いた Six Thinking Hatsを下に研修を組み上げたものです。
面白いことを考える人がいるものです。

詳しく知りたい方は書籍を読んで頂くこととして、ここでは「青い帽子」のことだけお話しします。

この本の最後に「訳者あとがき」に面白いことが書いてありました。

例えば、あなたが友人にバード・ウォッチングに誘われて行ったとしよう。初めのうちは、どこをどのように見れば良いのかわからないが、友人にアドバイスを受ければ、鳥の生態がよく分かるようになるだろう。つまりある特定の物に焦点を合わせると、それまで、”ひとまとまりに”見えていた景色が突然、ずっと面白い物に見えてくるのであります。

野鳥公園ボランティア・ガイドの青い帽子

ボランティア・ガイドの青い帽子は、デボノ博士による「青い帽子」にこと寄せた訳ではありませんが…
「青い帽子」と聞くとデボノ博士の理論を思い出してしまいます。

青い帽子をかぶる人は考え方そのものを作り上げる。新たなテーマを開拓するために必要な「考え方を考える」ことであります。

青い帽子をかぶる人は、オーケストラの指揮者のようなもので他の人に何色の帽子をかぶるのか指揮する。
また、考えるプロセスを前に押し進めるために、さまざまなテーマを作り上げる。青い帽子をかぶって考えることは、カメラのピントを合わせる作業と同じだ。
つまり「問題点を取り上げ」「問題を投げかけ」「課題を見定め」それを解決するための「考え方を提案する」のだ。青い帽子の考え方は、まとめや見解、結論に対して責任がある。

取り留めのないことを綴りました。野鳥公園で青い帽子をかぶったボランティアのオジサンを見かけたら、話しかけて下さい。

バード・ウォッチングのたのしさを教えてくれるかも知れません。