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親しかった友人の追悼に思う

昨年(2023年)年末、親しかった友人が亡くなったとの訃報を受けた。30代だった頃からの旧友だった。

大牟田田隈川にて

友人は福岡大牟田在住で、すぐに北海道から葬儀には出られなかった。四十九日前に友人宅を訪問した。彼は私より3才若かった。

彼は71才で亡くなった。身につまされ、哀しさがこみ上げてきた。言葉に出せなかったが、少々早すぎる死だと思った。

ふと、新聞の御くやみ欄を見てみると70代で亡くなる人は多い。自分も今年75才を迎え、いよいよ後期高齢者に入った。これまで大きな病気にかかったことがなく、健康でいることに感謝してる。

ただ、運命の日が突然に来ることもあるかも知れないと思うようになった。お一人様であるから尚更なおさらである。だから成人後見人、遺言信託、エンディング・ノートなどの準備が要るように思えた。

特にマネーに関することは信託銀行にはプランが沢山ある。

他人事ひとごとではなく自身の身に当たって考えておく必要に迫られてきた。

突然に亡くなることも考えられるし、認知になるかも知れない。自身で心配できるうちに、判断できるうちに、準備しておかなくてはならない。

人の生命いのちははかり難いが、あっけなく人生は終わるように思える。だから、生きていることは素晴らしい。ふと童謡を思い出した。

「手のひらを太陽に」

ほくらはみんな生きている。
生きているから歌うんだ。
ぼくらはみんな生きている。
生きているから哀しんだ。
手のひらに太陽をすかしてみれば
まっかに流れる ぼくの血潮

親しかった友人が突然亡くなり、自分も相応の年になって友人の追悼に思うこと少なからず、といた日々であります。

 

恵庭の冬の探鳥散策

今年の北海道は雪が少なく、札幌市は周辺の市地町村に”雪まつり”の協力要請を出したほどです。

地元 恵庭は道央の中でも雪が少ない地域で、近くの恵み野中央公園や茂漁川沿いに、探鳥散策(バードウォッチ)にはもってこいの日和が続きました。

シマエナガ(恵み野中央公園にて)

1月4日、近くの恵み野中央公園で、シマエナガの写真が撮れてから、ちょっと気を良くして毎日のように近場(恵庭市恵み野)で、探鳥散策(バードウォッチ)をするようになりました。

茂漁川でも珍しいベニヒワを見つけ、これまた気を良くして何回も茂漁川の側道で探鳥散策するようになりました。

オコジョの会(自然愛好の散歩の会)で1月6日茂漁川の里山歩きが開催されたので、これに参加しました。期待通りベニヒワを多く観ることができました。

最初スズメ?と思いきや、ベニヒワが大群でした。リーダーの観測では150羽ほどの群れだったようです。

オコジョの会では再度1月11日に茂漁川の散策が計画されたのでこれにも参加しました。ベニヒワは木や草の実を食べ尽くしたのでしょうか?数は少なかった。でも、他に珍しい鳥を観ることができました。

カワアイサのカップルが居ました。なかなかカップルでのんびり泳いでいるカワアイサ撮るシャッターチャンスは少ないもの。

更に、恵庭では珍しいキバシリを見つけました。枝がかりの写真でしたが、これも記念です。

雪が少なかったのはここまでで、1月16日北海道では、JRも運休するような大雪に見舞われました。恵庭も一晩で50,60センチは積もりました。でも翌朝は昨日の大雪が嘘のような晴天でした。

恵庭は札幌より寒い。冬の寒さの中、じっと耐えているかもを観ていると、いじらしく思えてきます。

北海道の冬は厳しい。大雪もさることながら、気温が-10℃以下になり終日氷点下となります。でも探鳥散策のお陰でよく歩くことができました。雪に足を取られる今は探鳥散策もひかえてます。

人にも野鳥にも厳しい北海道の冬です。春が待ち遠しい。

 

2024年 謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。
今年はどんな年になるでしょうか?これまでコロナ禍とは違って新しい時代を迎える期待感を込めて、改めて「新年あけましておめでとう」と申し上げます。

昨年、11月15日に池田先生が逝去された。なので学会員の皆さんへは、年賀状は出しませんでした。喪中のハガキは出さないまでも年賀状を控えました。

創価学会でない方へは例年通り年賀状を送っています。
来年、またハガキが値上がりするらしいので、この習慣もいつまで続か分かりません。
でも、メールもラインも知らない人も多く、安否確認の意味で暫く年賀状は出すつもりです。

昨年、ドイツ旅行から帰国する直前に初めてコロナにかかってしまいました。旅行最終盤で番狂わせの苦い経験をしました。

自分もコロナになって思うことがあります。世界中を震撼させたパンデミックがかくも長引くとは当初は思ってもいませんでした。
長く続いたために大きな時代の変化が生じたような気がします。

かつて、イタリアでペスト(黒死病)が蔓延した後にルネサンスが生まれたように、今回のコロナ禍の後に時代の変化が生まれるように思えてなりません。

新年早々、ここで詳しく述べることは控えますが、大きな時代の変化 パラダイム・シフトが生まれようとしてるように思えます。ともあれ、皆さん良いお年をお迎えください。

 

LUMIX G9 PRO M II 野鳥撮影オススメセットを購入

このブログ「野鳥撮影用レンズ買い替え(2023年4月15日付)でこんなこと書いたことがありました。

LUMIXから裏面照射積層型 CMOS センサー 像面位相差AFカメラ発売されれば、すぐ買いますヨ。(パナソニックさん! 早く像面位相差AFのマイクロフォーサーズ カメラを出してくださーい!)

その半年後、像面位相差AFのLUMIX G9 PRO M IIが発売されたのです。更に、LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 Mark Ⅱも同時発売され、テレコンバータがつけられるようになりました。下の写真が「LUMIX G9 PRO M II 野鳥撮影オススメセット」です。
LUMIXさんが、もう半年早く発表してくれたら無駄遣いせずに済んだのにと思いながら、オススメセットを思い切って購入しました。

LUMIX G9 PRO M II 野鳥撮影オススメセット

ここで、脱線ながら「そもそもLUMIXの話」を書いておきます。Panasonicはミラーレス一眼カメラを初めて世に出したメーカーです(2008年発売)。世界初の「ミラーレス一眼カメラを開発したブランド」それがLUMIXです。その規格がマイクロフォーサーズ(m4/3)となりました。

その後、他社もミラーレス化が進み今ではミラーレスが当たり前になりました。ミラーレスはその後フルサイズ化しましたがm4/3の先鞭を付けたのは紛れもなくLUMIXでしょう。即ち、m4/3の規格に責任が有ります。新しいカメラを開発し世に出す時、OM SYSTEMや他社のレンズでも問題ないかしっかりと確認するそうです。m4/3をリードしてきたLUMIXには自負と責任があるようです。

さて、話を戻してLUMIXの魅力を少々我見がけんを交えねがらも、付け加えて書いておきたいとおもいます。
まずは色合い大好きです。最初からLEICA もどきのLUMIXだと思ってます。今やフィルム時代じゃないので交換レンズも大事ですが画像センサーと処理エンジンをセットとして見ることが大事だと思います。つまりLUMIXのカメラとレンズで色合いが決まるのです。(素人ながら言いたいこと言ってます)

LUMIX G9 PRO M II を1ヶ月ほど使ってみました。ほとんど野鳥撮影でしたが、あまり設定をいじらなくてそのまま使えました。カメラの操作性も良いしレバーなどしっかり感があります。図体ずうたいの割には軽く感じられます。

何と言っても画質が良くなった。画素数が2,520万画素になったせいでしょうか?、画像処理エンジンが凄いのでしょうか?、ダイナミックレンジブーストとやらが効いてるのでしょうか?
すごく写りが良いんです。ここまで写ればフルサイズ・ミラーレスは要りません。(少々勝手な意見ですが…)
最近はやっているHDRや、ダイナミックレンジに奥行が出てきたと言うんでしょうか?とにかく何とも言えないいい感じです。

では下手な写真ですが、いくつか写真を見ていただきましょう。

シマエナガ、2023年11月30日、1/200、F6.3、ISO640、800mm(TC20なし)、北海道恵庭市
ハクガン、2032年11月21日、1/500、F18、ISO500、800mm(TC20)、北海道千歳市旧長都沼
ミヤコドリ、2023年11月25日、1/250、ISO1250、1600mm(TC20)、千葉県九十九里海岸片貝海岸
ミユビシギ、2023年11月25日、1/500、f10、ISO1600、840mm(TC20)、千葉県九十九里海岸片貝海岸
ミユビシギ、2023年11月25日、1/500、f10、ISO 800、840mm(TC20)、千葉県九十九里海岸片貝海岸
ゴジュウカラ、2023年12月02日、1/125、f11、ISO1600、1000mm(TC20)、北海道恵庭市恵み野中央公園
ヒドリガモ、2023年11月16日、1/125 F10、ISO400、840mm(TC20)、北海道恵庭市恵み野中央公園
ツグミ、2023年11月08日、1/125、f10、ISO250、840mm(TC20)、北海道恵庭市恵み野中央公園
シメ、2023年11月08日、1/125、f18、ISO200、840mm(TC20)、北海道恵庭市恵み野中央公園
カワアイサ、2023年12月13日、1/250、f10、ISO400、840mm(TC20)、北海道恵庭市恵み野中央公園

見返してみれば、こうしておけば良かったと思うような写真ばかりです。腕前は良くないけど、カメラが良いので何とか絵になった感じです。本当にいいカメラです。

 

池田先生の逝去に際して

11月18日に午後のことでした。友人から「訃報です」と知らされました。池田先生逝去の訃報でした。この日がいつか来るだろうことは分かっていても、正直びっくりしましました。

池田先生逝去 記事にもビデオでも紹介されました。

  また、香峯子夫人より談話が発表されました。
  10年以上前から先生は表舞台に立って来ませんでした。

「もともと医師からは、30歳まで生きられるかどうかと言われていた主人が、信心と戸田先生の薫陶のおかげで、ここまで長寿を重ね、使命を全うすることができました。
 10年以上前に『この後は、妙法に説かれる不老不死のままに永遠に指揮を執る』と語りつつ、幸い全てを託してバトンタッチできましたので、安祥としていました。
 今日まで支え、共に広布にまい進してくださった会員同志の皆さまに心から感謝申し上げます」 

大誓堂10周年迎える誓願勤行会は9月申し込んでいたものです。10月24日に参加する予定で準備していました。その勤行会が先生逝去の訃報の6日後となったのであります。
追悼の誓願勤行会になってしまったと、どうも心の整理がつかないまま誓願勤行会に出席しました。

誓願勤行会では長谷川理事長を中心に、いつも通り池田先生の声を導師に勤行を行いました。
先生の声に、声を合せ勤行・唱題しているうちに気づきました。今後も先生と一緒、己心こしんにある信心の法は何も変わらないって。

妙法蓮華経と唱へ持つと云うとも若し己心の外に法ありと思はば全く妙法にあらず麤そ法なり、麤そ法は今経にあらず今経にあらざれば方便なり権門なり、(一生成仏抄(p.383)より)

2023年11月24日大誓堂の前にて

先生が亡くなって突然に変わることは何もありません。
否、この誓願勤行会も日々の勤行唱題も何も変わらない。学会活動もこれまでと同じように何も変わらない。そう思うと何か吹っ切れたような気になりました。

先生が築いてくれた創価学会を、これからも厳然と守ることが、僕ら弟子の役目です。当詣道場のことも既に学びました。

法華経を持ち奉る処を当詣道場と云うなり此を去つて彼に行くには非ざるなり    (御義口伝巻下(p.781)より)

先生がこれまで残してくれた仏法の真髄を、これからも一層深く学び実践することこそ大切です。先生の遺徳をしのび決意も新たにすることが出来ました。