道南の旅 その1(大沼公園)

コロナ禍で研修会が行われなかったが、今年(2023)はフリー研修が各地で行われるようなり,函館研修道場へ行く機会を得ました。

ところが出発の1週間前に膝を痛めて左膝十字靭帯損傷と診断され、旅行に出ようか迷ったのですが意を決して出発いたしました。

恵庭から新函館北斗まで特急で3時間44分(270Km)、意外と遠い。

鉄路で噴火湾をぐるりと回って、新函館でレンタカーを借り、大沼公園の研修道場に着いたのは14時 列車と自動車ですから安静にしていれば、膝は痛くありません。

函館研修道場に来た理由は、叔母(美佐子)から函館研修道場(当時 大沼研修道)へ行って感動した話を聞いていたからです。叔母は昭和48年頃に大沼に来たんだと思います。今は鬼籍の人となった。

池田先生が撮った大沼写真の前で(一人用プレーとしては大きすぎだ)

50年前もの昔になりました。今では「昭和レトロ」と言われるほど古い時代の歴史見学です。

池田先生は、この函館研修道場に計8回訪問されています。

研修道場のスナップを撮りました。

池田先生は函館研修道場 由来をこのように書かれています。

北方には麗容れいようなる駒ケ岳 眼前には万古の碧水へきすいたたう大沼
未聞の大道を歩む决定けつじょうの友 昼は白樺の樹陰こかげにて御書を学び
夜は満天の星空のもと北海広布へおのれが誓いを新たにす
同志のきずなを育み開道かいどうの意気をやしないて爾来じらい七年なり
ここに創立四十七周年の佳節に因み 北海同志の功業を称賛して由来の碑を建立す
願わくは恩師ゆかりの天地より万代広布を担う不退の勇者
陸続と飛翔しゆかんことを
昭和五十三年十一月十八日   創価学会第三代会長 池田大作

最初に先生が大沼に訪れたのが昭和46年です。その時カメラで湖面に輝く「月」の写真を撮られました。(カメラはミノルタ製 標準ズーム)

動向のカメラマンに「先生!車の窓枠に両肘をつけてカメラを構えていただくと、揺れません」

とアドバイスを頂いて撮られた「月」の写真がその後「自然との対話」へと繋がったそうであります。(新人間革命第15巻開花の章より)

大沼が、国定公園になったのは昭和33年(1958)、ラムサール条約の湿地に登録されたのが2012年7月で、北海道最初でした。

カメラを趣味にして大沼公園の写真を取らない手はありません。

大沼に駒ケ岳を撮りたかったが、青々とした稲田の向こうに駒ケ岳。

膝が痛く歩きまわることができず、駒ケ岳(1131m)に雲がかからない全景の写真を撮るのがやっとでした。真夏の駒ケ岳です。

夕刻、小沼湖に差し込む光条を見たので、これを一枚撮りました。
池田先生の「月」の写真のかわりにと、思って載せてみました。

夕刻、大沼公園に雲の間から光条が差し込んで湖面が輝いてました

翌朝、朝早く小沼湖を見に行くとハスが湖面一面に咲いてました。大沼では朝一番に散策するに限ります。いい風景に巡り合え最高の気分になりました。

朝6時過ぎハスは見頃で、満開でした。

ハスだけではありません。コウホネも混じって咲いていました。

手前に見える黄色い花がコウホネのです。コウホネの花も見られてよかった。

更に、林内を散策していたらブナの大木がありました。そう言えばブナの北限は長万部だそうで、ここ大沼はその南にあります。
ブナ北限の北の恵庭や札幌ではブナ林を見ることはできません。

最後に、鳥のいる風景を載せて終わります。満開のハスの向こうに、カルガモが一羽だけのんびり湖面に浮かんでました。
(スマホでみる方は、2本の指で拡大して見てください)

左上にカルガモが一羽だけのんびりしていました。良い風景です。

 

moripapaブログの関連投稿です