バードウォッチングと聞くと、野鳥愛好家によるお堅い趣味といったイメージがありますが、実は若者からお年寄りまで幅広く楽しめるアクティビティーです。
強調したいのはお年寄向きアクティビティーだということです。毎週土曜日、東京湾野鳥公園でボランティア・グループに入って園内をブラブラしているのも、立派なアクティビティーです。
友達に「バードウォッチングのどこが面白いの?」と聞かれたことがあります。
そこで「鳥はね、四季変化するんだよ。来る時期も、羽根の色も変わるから、面白いんだよ」とは言ったものの説得力なかった。
昨日、野鳥公園でゴイサギを見つけました。平家物語で、帝(醍醐天皇)から正五位を賜った故事が名前の由来だといいます。だから漢字で書くと、五位鷺となります。
そう言えば、亡き父も長年、公立高校の教員をやってたお蔭で、正五位勲四等瑞宝章を頂きました。亡くなって正五位を賜った。
あれ?話をゴイサギに戻します。
ゴイサギの成鳥と幼鳥は随分違います。見つけたのはゴイサギの幼鳥でした。

幼鳥は羽根に褐色の斑が入っています。成長と一緒にいることが多いので、別種だと誤解されることが少なくないそうです。
だから俗にホシゴイと言うそうです。
今日(5/26)の野鳥公園レンジャーブログを見たら成鳥のゴイサギも来ていたらしい。
成鳥の目(虹彩)は、真っ赤で怖い顔をしています。
それもそのはず正五位の偉い鳥ですから怖い顔なのでしょう。
バードウォッチングのアクティビティーを楽しむ人達にとってはゴイサギよりササゴイのほうが、ウォッチングとしては貴重なんだそうです。ササゴイ(笹五位)は、夏鳥として渡来する渡り鳥で、図鑑をみたら「鳥類界きっての釣り名人」と描いてありました。一度見てみたいものです。
バードウォッチングというアクティビティーで、昨日も一万歩を超えて歩きました。でも35℃超え、この夏一番の暑さだったので早々に切り上げて帰宅しました。