さくらんぼの季節に山形交響楽団の特別講演として開催された、
さくらんぼコンサートに昨日(6/25)行ってきました。
コンサートの内容と関係ありませんが、地方創生はこんな形で始めるべきではないかと、コンサートと関係ないことを考えながら、聞いていました。
山形のイメージは、今まではモモやサクランボ、ラ・フランスなどの果物、そしてひなびた温泉といったところでしょうか。
山形に交響楽団があるなんて思ってもみなかった。山形交響楽団を作ったのは1972年だそうですが、大変ご苦労されたのではないかと思います。
なにも果物や温泉にケチを付けるわけではないけど、山形交響楽団が東京のオペラシティコンサートホールで演奏するなんて、やるじゃないですか。
地方だけど挑戦と努力して一流を目指すしか地方創生の道はない。
なんて思いながらコンサートを聞いていました。
政府が全国一律に地方創生を押し付けても、地方は様々な事情があるでしょう。全国どこでもプレミアム商品券では芸がないでしょ。
以前の地方創生基金と同じになるんじゃないのかな~?
短絡的に、まち、ひと、しごと、の活性化を呼びかけるんではなくて、じっくりと文化を高める事業を拾い集めたらどうでしょうか。
地方では、東京に勝るとも劣らない文化を作りあげて欲しいですね。そうすれば自然に人が関心を持って集まりますし、何よりも長続きすると思うんです。
ドイツでは、小都市にも交響楽団があります。日本でも、もう少し交響楽団があってもいいと思います。
地方に、資金的に苦労している文化芸術の団体があれば、国で積極的に支援するような、地方創生を考えてもらいたい。
山形交響楽団の話をする予定が、脇道にそれてしまったので、せめてサクランボコンサートの演目の一つであった、
ベートーベンのピアノ協奏曲第1番ハ長調 作品.15 をお聞きください。上原 彩子(ピアニスト)さんの演奏は良かったですよ。
あぁ!最後になりましたが、コンサート後、抽選に当たって、サクランボをもらって帰りました。ありがとうございました。