この記事は3年以上前に投稿された古いものです。
聖教新聞の一面に掲載された池田先生の”光の言葉 幸福の曲”…とても共鳴する内容です。
「平和」とは…絶望を希望に変える間断なき闘争である。
人間への信頼を断じて手放さない不屈の根性である。
自他ともの生命を最大に尊重する人間の讃歌である。
平和とは「武力バランス」ではない。
平和とは「人間性の開花」なのだ。
そのためには、文化で心を耕し、教育でヒューマニズムの種を育て、各国に友情の橋を架けることだ。
核兵器やそのシステムが、人間の手でつくられたものである限り、人間の手によってそれを縮小し廃絶することができないはずがない。
弱き「善」は、常に強き「悪」に敗れてきた。
この宿命を転換してこそ恒久的な「平和」がある。
そのためには「強き善」「悪とは徹底して戦い、勝つ者」の勢力と連帯を広げていく以外に無い。
だれが見ていようといまいと黙々と友情を広げている人々、友を励まし続けて生きている民衆こそが、「暴力なき社会」を現実に創造しているのだはないだろうか。
その無名の人々こそが、世界史の流れの先端にいる。