阿蘇のキスミレは、スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)

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阿蘇の景観はすごい。
その阿蘇一帯に、春4月中下旬キスミレが咲きます。この季節に九州に来るチャンスに恵まれたので、頼み込んで阿蘇・大観峰へ連れて行ってもらいました。

阿蘇・大観峰から阿蘇山を眺望する。噴火の煙が東(右)へたなびいている。
阿蘇・大観峰から阿蘇山を眺望する。噴火の煙が東(左)へたなびいています。


雄大な景色を見ながら阿蘇スカイラインを走り、大観峰からは阿蘇の街を眼下に見下ろすことができます。この眺望の素晴らしさは何とも雄大です。

阿蘇スカイラインの一帯は、ススキなどの草地で、毎年の野焼きで灌木も育ちません。だからこの眺望絶景の景観が保たれているのです。牛の放牧にも使われていますが、これだけ広大な面積がひらけている所はめったにありません。

そんな明るい草原だからこそ、阿蘇一帯にはキスミレがよく育っています。
キスミレは全国では珍しく、ここ阿蘇一帯と静岡県日本平の一部にしか生育していません。

キスミレはスプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)と呼ばれる春植物はるしょくぶつです。
直訳すると「春のはかないもの」「春の短い命」という意味になります。「春の妖精」とも呼ばれています。
春先に花をつけ、夏まで葉をつけると、あとは地下で過ごす春植物はるしょくぶつです。

春の先駆者、キスミレです。阿蘇の草原に、春の一時ひととき元気に咲き誇る「春の妖精」です。

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