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今年になって早々、リスクを抱えた2019年といった見出しが、急に多くなった。
- ことしの10大リスク 最大のリスクは「悪い種」米調査会社 _ NHKニュース
- 2019年の大きな火種、「トランプ・リスク」は日本も標的? _ Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)
- 2019年の日本に立ちはだかる「2つのリスク」 _ インフレが日本を救う _ 東洋経済オンライン _ 経済ニュースの新基準
- 今年の世界10大リスク 膨らむ地政学上の危険 米中関係 無法のサイバー空間 欧州のポピュリズム(木村正人) – 個人 – Yahoo!ニュース
これほど、専門家がこぞってリスクを感じる年はない。リスキーな2019年が始まったようです。
ほんとに危険なのは戦争です。戦争だけにはならないよう、タダ祈るような気持ちで新年を迎えています。
『週刊ダイヤモンド』12月29日・1月5日新年合併特大号に掲載された寄稿「スティグリッツ教授が警告、トランプ大統領のひどい経済政策と扇動政治の末路」という記事を読み、これはイカンと思った次第です。スティグリッツ博士は怒っています。
米国では、トランプ氏の発言や行動が邪悪で暴力的な力を解き放っており、その力はすでに制御不能になり始めている。
米ピッツバーグのシナゴーグ(ユダヤ教の礼拝所)で11人のユダヤ教徒が殺害された事件は、米国における「水晶の夜」(1938年11月にドイツで起こったユダヤ人迫害事件)の前触れなのだろうか?
確実に分かっているのは、経済的結果と政治的結果は絡まり合い、互いに補強しているということだ。2019年には、過去2年のひどい経済政策とさらにひどい政治姿勢の結果が、よりはっきりと見えるようになるだろう。
ここまで言われても、米国の病は治らない。ジーッと目を凝らして見ているしかなさそうなのです。