枯野の釧路湿原は観光には時期外れで、電車もバスも良い接続がありません。釧路駅の観光案内のアドバイスで、4月18日には釧路湿原西側の釧路市湿原展望台と温根内を見学し、19日には東側の塘路湖へ行ってきました。
釧路市湿原展望台の施設は古くなっていて、観光で来るにしても面白くない。
この展望台から一周2.5Kmの林内歩道が続いているが、小鳥も少なかった。
この展望台より更に北に、温根内ビジターセンターがあります。
環境省が管轄する施設で、清潔で綺麗な新しい施設だった。
木道もよく整備されていました。バリアフリー木道です。
温根内ビジターセンターの方が仰ってたが、この木道整備には湿地を傷つけないように、凍結する冬季間に整備するそうです。ご苦労が伺われます。
翌日、4月19日は、湿原の東側にある塘路湖付近を散策してきました。
塘路までJRで行きました。
駅を降りて暫く行くとキツツキのドラミングが聞こえてきました。辺りを探してみるとすぐ近くの鉄道の電信柱をアカゲラが突っついているのです。
こんなところでアカゲラを見るなんて、国立自然公園の真っ只中でなければあり得ない光景です。
塘路湖全体を見渡せるサルボ展望台に登ってみた。標高72mだったが登山の雰囲気を味わえました。夏なら景色にもっと感動したと思うが枯野で残念。自然の中の展望台は気持ち良く最高です。
シカだから良いけどクマがでたら堪らない。
北海道観光の自然は一流です。
遠方にタンチョウ、近くの川柳にコジュウカラ、ウソ、ノビタキなどを見ながら一日を過ごしました。残念ながらシマエナガを見たが、写真に収めることはできなかった。
北海道のこの時期は東京なら2月頃に当たるでしょうか?
この時期しか見られないエゾエンゴサクの花を見ることができました。
塘路でたった1軒しかない食堂(ラーメン店)で昼食をとり、JRの塘路駅内の喫茶室で、時間を潰して午後3時に釧路へ帰った。