ノーベル平和賞授賞式

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今朝、ノーベル平和賞授賞式を報じるニュースが一斉に流れた。御存知の通り、核兵器廃止条約を主導したICANに対し、核保有国の米英仏のオスロ駐在大使は、慣例を破り授賞式を欠席した。

授賞式のスピーチでは、広島での被爆体験を語り続けてきたサーローさん(カナダ在住)が「核兵器は必要悪ではなく、絶対悪だ」と呼びかけた。庶民の偽らざる意見です。

ニュースの取り上げ方がメディアによって違うのは当然ですが、中でも中立的な報道のAFP、JIJI は、核保有国の米英仏の大使欠席を大きく伝えている。
日本の朝日、毎日、TBSなども大使欠席を報じていますが、国営放送 NHKは、大使欠席の記述は殆どなかった。

核を巡っては、核保有国とICANが対立する構図、核保有国では、国家と庶民が対決する構図になるなんて何かおかしい。

国家とは何だろうか?核保有を巡って庶民と対立するようなことが許されていいのだろうか?民主主義とは一体何なんだろう?

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