老化を感じるとは、どんなことから感じるのでしょう? 朝早く目が覚めてしまう。それどころか熟睡できなくなるのも老化です。
膝を痛めたり、腰を痛めたりするのも老化です。昔から言いますよね。足腰が弱くなって来たと。
実は、今まで出来ていたことが出来なくなることがストレスとなって、体調不良になる。いわゆる自律神経失調こそ老化ストレスそのものなんだと思います。
こういったことは、若い人には分からないでしょう。老化は初めての経験ばかりなので、年を取ってみないと分らない。
モリパパは、腰痛になったことはなく、自信があったのですが、先日 植木鉢を持ち上げたとき腰を痛めてしまいました。3、4日で良くなりましたが、元気に歩けることがどんなに大切なことか、大げさでなく思い知らされました。もし歩けなくなったら、大変なストレスを抱えることになります。
今まで出来たことが、できなくなるとストレスを感じます。これが老化ストレスだと勝手に思っています。
92才になったオフクロは、これまで悩まされてきた高血圧と心臓疾患が少しずつ改善し、今では理想的な血圧に改善しました。
それでも胸のむかつき、胸の痛みの症状が発作的に出て、つらい症状が治らず困っていました。
狭心症ではないのでニトロも効果がなく、心房細動に効くような血圧を下げる薬も目立った効果がありませんでした。
ところが、何と効いたのがロラゼパム錠という精神安定剤だったのです。これは不安、緊張などを和らげる薬です。ジェネリック医薬です。
この薬を飲むと胸のむかつき、胸の痛みも10分程度でおさまり、眠くなって、熟睡もできます。
更に、痛みがおさまる安心感が持てたことが、何より良かった。長年悩まされきた毎朝の頭痛もおさまりました。食欲も出てきたし、何処か行こうかなどと意欲も湧いてきました。
素人考えですが、自律神経の失調に効いているのじゃないかと思います。これで老化ストレスを乗り切ったと思っています。
この薬を処方してくれた主治医に感謝して、「先生のおかげで、自信がつきました。まだまだ何年間は生きられるように思います。」とのオフクロの言葉に、主治医も「そんなに仰っていただくと、医者冥利に尽きます。」と返答していました。
医師と患者の信頼関係を見て、麗しい光景を横から眺めながら、本当に良かった。こっちが一安心しました。