日本の遺産「棚田」と「あぜ道」

この程「棚田地域振興法」が成立し、まもなく施行されます。棚田は「貴重な国民的財産」と位置付けられるそうです。詳しくは、棚田ネットワークをみて下さい。

世界にはピラミッドやコロシアムなど世界的遺産が沢山あります。
日本はというと、実はあぜ道という立派な遺産があるというのがモリパパの持論です。だが、そのあぜ道が危機に貧してます。

平坦地の水田は圃場整備され、用水路や一部のあぜ道はコンクリートになって、昔なつかしいあぜ道はもうありません。
労力2倍収量は半分と言われる棚田にしかあぜ道は残ってません。

残したい日本の美しい棚田

その棚田地域では、過疎・高齢化が進み、耕作の担い手ばかりか、住民そのものが居なくなってきています。
ここに文化遺産と言うには恥ずかしい消滅の危機が問題となっています。

 

1970年以降、減反政策によって棚田の耕作放棄地が増えてしまいました。棚田だったところに杉が植林され、一面カヤで覆われてしまった棚田があちこちで見られるようになりました。

里地里山の保全活動が始まろうとしています。日本の文化遺産はあぜ道です。
いまや観光スポットとなった、輪島市の白米千枚田しろよねせんまいだも観光に一役買っています。全国棚田サミットや棚田オーナー制度など、大いに結構だと思います。

日本が守るべき遺産は棚田に残されたあぜ道にあるように思うからです。カエルやヘビが生息し、それを餌にサギやノスリがやってきます。

日本の棚田百選として134ヶ所、ガイドブックには212ヶ所の棚田が紹介されています。
いまや希少となり保全すべき棚田です。

経済効率から振り落とされそうになった棚田は、今は別の意味を持ち始めています。何ができるか?問われ始めました。

 

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