フォトジェニック(Photogenic)な写真

この記事は3年以上前に投稿された古いものです。

Photogenicとはphoto- + -genic(〜によって作られた)即ち、「光によって生じた」の意味だそうですが、インスタ映えと同じように「写真映りがよい」といった意味が加わったそうです。

実は、写真がデジタルになって編集現像ができ、すっかり写真の考え方が変わってしまいました。
デジタル写真では写真は作り込まれるようになったのです。

写真を楽しむ人は、殆どRAW編集して写真を仕上げています。

RAW(ロウ)とは、直訳すると「生(なま)」の意味。デジタルカメラのイメージセンサー(撮像素子)から得られたデータを、カメラ内ではあまり加工せずに、生に近い状態で保存するファイルフォーマットのこと。フィルムカメラでいうと撮影しただけで現像していないフィルムにあたる。

写真を撮る楽しさとは別に写真の作り込みの楽しさがデジタル写真にはあります。それがRAW編集です。

RAWデータの写真は高級一眼レフのカメラしか扱ってませんでしたが、今では殆どのカメラでRAWデータが扱えます。
RAWデータの編集ソフトは、各メーカーから無償で配布されています。写真を編集し現像する楽しみが広がりました。

カメラメーカー毎に純正RAW現像ソフトがありますが、何と言ってもAdobeのRAW現像(Lightroom)が優れている気がします。

Lightroomは、主にPC上で扱うLightroom ClassicとWeb上で扱うLightroomがあります。機能的には同じですが本格的にPCで編集するにはLightroom Classicが向いています。

編集はPC上でLightroom Classicで行い、スマホやiPadで写真を見てもらうようになりました。これからは、みんながシェアする写真の時代だそうです。

大山顕は「楽しい・みんなの写真」のなかで「言葉は慎重に、写真はやみくもに」とまで言っています。とって撮って撮りまくる時代になりました。

kazuo mori のFlickrへ

そのためにWebでの掲載場所も揃い、掲載ツールも揃いました。
特に、Flickrは写真がキレイだし、拡大したり、Exifをみて参考になります。
どれだけの人が閲覧してくれたか? また❤をいくつ頂いたか分かります。
Instagramより一寸プロこのみなFlichrかな?(英語版しかありませんが)

 

写真は、一部の写真家から「みんなの写真」の時代に入りました。
ここ10年で画質も大きく変化しました。特にJPEGからRAWデータをみんなが扱うようになって、写真の保管管理、編集現像、公開・共有する新しい楽しみ方となった時代に入りました。

Flickrは、もとはYahoo! inc.(Yahoo! Japanではない)の運営だったのですが、2018年4月SumugMugに買収されました。でも世界的な人気は続いています。Pro Acountだと写真保管は無制限で、かつ20MBの写真が掲載でき広告もありません。

Flickrを見て思うのは、作り込まれた写真が多いことです。何気なく撮った写真も編集ソフトでしっかり作り込めば、見違えるほど映え、Photogenicになります。ありふれた自然の風景もとても印象的な風景になります。

イメージ通りのPhotogenicな写真を撮ろうと思っています。
まるで絵を描くようなものです。でも極端なRAW編集は気持ち良くありません。編集を気づかせない、自然な写りに編集すること 、うっとりするような写真を作り込みたいと思っています。

写真を撮るのも難しいが、写真を現像するもの難しい。やっと、写真初歩の第一歩を踏み出した気がしています。奥が深いなー!

 

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