浜離宮こと旧芝離宮恩賜公園に行ってみた。「今朝の冬」という立冬の始めになると、日本庭園では冬仕度が始まるらしい。
松の幹の「菰巻」が始まり、「霜除け」を作り始め、「雪吊り」を飾る。風情豊かな日本庭園の初冬の風景です。

無機の中の有機
無機質な都会のビルの中に有機質な公園がある。

岩と松と紅葉の調和
立冬の季節を迎え紅葉がはじまる。岩(黒)と松(緑)と紅葉(黄)のコントラストを楽しむ

冬仕度に鴨が来たる
立冬に入り浜離宮の松も冬仕度、池にはキンクロハジロが入り冬を待つ。

冬仕度
立冬の庭園では「菰巻」が始まり、冬仕度。

カモが浮かぶ
キンクロハジロが20~30羽、昼寝でもしているように浮かんでいます。

黒松に「菰巻」
黒松一本一本に「菰巻」をして、これから迎える冬に備える。
静かな池にキンクロハジロが浮かび、カワウが餌を探して潜り、時々カワセミもやってくる。
幕末、紀州徳川家の芝屋敷だったところで、関東大震災の翌年、大正13年に開園したという。ここは鴨場だったところで、今も潮入の池などのカモを見ながら逍遥できます。