バードウォッチングと釣り

バードウォッチングを始めてどの位になるのだろう?「あの鳥は何っていう鳥?」と興味を持ち始めてもう7年が経ちました。
日本野鳥の会が主催する初心者向けの探鳥会に参加してから5年

野鳥公園でボランティア

そして東京港野鳥公園のボランティアガイドを始めてから3年が経ちました。

野鳥を探し回り、野鳥を観るため旅行し、プロじゃないがバードウォッチングに夢中になると、他人ひとからは「またバードウォッチングですか?」と言われるようになりました。

バードウォッチングのために双眼鏡を買い、図鑑を買い、カメラを買い、望遠レンズを買い揃えるまで、それ相応のお金がががりました。こうなると次第に道楽の域に入ってきたようです。

東京港野鳥公園へ行ってみてください、巨大なレンズのカメラと双眼鏡を持って園内を回ってるひと人にお会いするでしょう。

もし街なかでこんな格好の人を見たら変人です。バードウォッチャーのスタイルというものがありますね。
決して道具を見せびらかしている訳ではありませんが、この公園では、まるでカメラやスコープの展示会のような風景なのです。

「珍しい鳥が来てるよ」とか「何処何処に営巣しているよ」とか「雛がかえったよ」などと野鳥の話題で楽しくなります。

前浜デッキで、単独でキアシシギが来ていた。

先日、妹を誘って野鳥公園へ行ってきました。
野鳥に興味はないが兄(小生)の道楽とはどんなものかと思ったらしい。野鳥公園に始めて来て、一日案内をしました。

妹の感想が面白かった。「バードウォッチングって魚釣りに似てるね」とのこと。そうかも知れない。釣れるかどうか分からなが水辺に日がな一日糸を垂らしてる釣り人は多い。どこか似てる。

亡くなった父の趣味は釣りだった。川では毛鉤てんから釣りに凝ったり、池ではヘラブナ釣りに凝ったりしてた。海の近くに住んでいたら乗合船に乗って釣りを楽しんだと思う。

釣り道具に凝るほどの道楽でした。お手製の釣り竿やお手製の浮きなど、凝ったものを沢山持っていました。毛鉤けばりもお手製で随分たくさん持ってました。道楽は道具から入り、道具に凝ります。

これもバードウォッチングが釣りに似ている所です。双眼鏡を買った次は、巨大な望遠レンズのカメラです。これらの道具は少々高いのですが、そこは道楽で苦心して買ってしまうものです。

道楽も深みにはまると気違いと言われるようになります。釣りキチ三平とか釣りバカ浜ちゃんのように、釣り気違いはいるものです。

…と同様にバードウォッチングも気違いがいるようです。

バードウォッチングも釣りも自然を満喫しながら、お一人様で楽しめる点で同じです。ところが、釣りは獲物がありますがバードウォッチには獲物がありません。バードウォッチングでは上手く撮れた写真が獲物くらいなものでしょうか?

その後、妹の影響か?妹の子(姪)も興味を持ってくれたようで、一緒に野鳥公園へ行ってくれました。その帰り、まだコロナが心配だったが、焼き鳥屋で一杯やりました。

野鳥公園でバードウォッチングしたあと、焼き鳥屋でバードイーティング。このBWEコース(Bird Watching & Eating) は最高!で、
獲物にもありつける、楽しいバードウォッチングとなりました。

 

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