昨年11月に、スマホをアンドロイドからアップルのiPhoneに機種変更しました。
これまでアンドロイドを使ってましたが、古くなったので、妹の誘いもあって、iPhoneを購入してみました。
iPadを利用してきたので使い方に戸惑いは無かったですが、Walletの機能にはビックリでした。
最近、電車やバスでiPhoneをかざして乗車するのを見かけるようになりました。
これはiPadになく、iPhoneにはある機能のひとつで、昨年来 Apple Payとして強化されたものです。
70才過ぎた爺さんが、iPhoneのwalletを使えるのがチョット自慢で、さっそくWalletにnanacoを入れてみました。
更に、suicaを入れて今では改札口を通れるようになりました。
こうなると面白くなってpontaやVIZAクレジットも入れてしまいました。
もうスマホはカードと同じお金です。無くしたら大変ですが、何枚も財布にカードを詰め込まなくて済みます。
セキュリティーは大丈夫かな?と考えてしまいますが、みんなが使って事故もないようだし、小銭をWalletに入れて使ってます。
こんな身近なことにもデジタル化が進んできました。5Gだの、AIだの、IoTだの、一般の生活者にはほど遠い話のような気がしますが、デジタル進化は猛烈な勢いで進んでるのでしょう。
14世紀ペストの流行が起きたときにグーテンベルグ印刷機の発明によって新たな時代が起きたように、今回のコロナ禍ではデジタル技術による社会変革が起きていると言われています。
DX(Digital Transformation|デジタルトランスフォーメーション)は、2004年にスウェーデンのウメオ大学のエリック・ストルターマン教授によって提唱された概念だそうですが、今まさにそのDXが起きているような気がします。
多くの人がデジタル技術を使いこなさなければDXは起こりません。高度な最新技術が一部の人に使われるだけではDXにならないと思います。
スマホがお金の支払い手段になって、更に加速するでしょう。AppleはiPhoneでまた革新的な一歩を進めてきたようです。
既存の価値観や枠組みを根底から覆すような革新的なイノベーションが起きるのは、大衆の中に根ざした技術革新からでしょう。