インターネットは人類にとってグーテンベルグの活版印刷以来の革命的発明だと言われています。そして(雲を掴むような)ネットは雲(クラウド)を掴みはじめました。
回線接続が日本で、登場したのは1995年頃でアナログの電話回線でNiftyServeなどのBBS(電子掲示板)接続する程度でした。
それから僅か25年、今では、誰でもネット接続するのが当たり前になってます。
更に、この10年で、画期的な出来事が起こりました。
iPhoneの出現です。
今のスマホはPCを凌ぐレベルになり、誰もがこれを肌身離さず携帯するようになりました。
以前、最近の傾向が少し分かってきたような?ことを書いたけど認識が甘かった。更にスマホとタブレットとPCについての認識も甘かった。ネットの変化は激しく今も続いています。
ネットの超高速化、超巨大化は特にすさまじく、更にまた携帯スマホで、超接続化は革命的なものになりました。
まもなく5G(第5世代)が始まります。今の100倍の速さ、100倍の同時接続、タイムラグは1/10になります。
高画質、リアルタイムはもちろん、自動車の自動運転やネット観戦、ネット・ショッピング、防災の仕組み、仕事のやり方さえも変わります。
最初の変化は自動車の自動運転でいまや巨大企業ととなった中国の華為技術(ファーウェイHUAWAI)では、10年後の2028年にはドライバー1人で3台の車を遠隔運転できる時代が来ると予測しています。
今や5Gを巡っては国家戦略並の競争が起きているようです
最近HUAWAIの孟晩舟(MengWanzhou)CFOがカナダで逮捕された事件が報道されました。
ネット情報は国家戦略と密接に絡む時代になってきたのです。
5Gばかりではありません。セキュアな閉域ネットとパブリック・クラウドなどが、世界を変貌させるかもしれません。
いまや、ネット情報は半分ほどがクラウド・サーバー経由です。近々すべて、クラウド経由になるでしょう。個人でも知らずにクラウドを利用し、ネットはクラウド(雲)そのものになります。
そして情報競争は、国家戦略を揺るがす時代になり始めました。情報を使いやすくしてきた時代から、情報に振り回される時代になりました。何が情報で、どんな情報が周りで動いているのか?まったく分からない時代がやってきています。