あぁ分からない。LEICAのレンズは「描写力」だという。LEICAで撮った写真は空気まで写ると言われるほど、凄まじい描写性能だそうです。それでも、LEICAはすべてを写し過ぎないと言われるともうよく分からなくなってしまいます。
F1.0を超える(F0.95)レンズ
・Noctiron(ノクチロン)
F1.2のレンズ
・Summilux(ズミルックス)
F1.4~1.7のレンズ
・Summicron(ズミクロン)
F2.0のレンズ
・Summarit(ズマリット)
F1.5~2.4のレンズ
・Elmarit(エルマリート)
F2.8のレンズ
・Elmar(エルマー)
F3.4以上のレンズ
LEICAのレンズには名前がついています。F値で決まってます。
初代Summicron 50mm(1979年発売?)は伝説のレンズで、今も中古で流通しています。うっとりするようなボケ味、暗く写っている部分に繊細な描写があるんだそうです。
木村 伊兵衛(1901-1974年) が愛したLEICA。引き込まれるような写真。繊細な光のグラデーション。奥行のある画面と陰影(コントラスト)強調。
雄大な自然や大自然の静けさまでもが伝わる。そんなLEICAです。
昔は、LEICA1台で家が建つと言われました。今でも、LEICA1台で車が買えます。とても素人には手が出るものでありません。
LEICA M10はボディーだけでも115万円です。これに標準レンズSUMMICRON-M F2/50mm が39万円、併せて154万円です。
しかしながら、LUMIX Gシリーズなら、LEICA DG レンズなら、手が出せます。
本物のLEICAではなく、LUMIXの LEICAグレードですが、いいレンズです。LEICA DG SUMMILUX 25mm / F1.4 II ASPH. の標準レンズなら、6万円を切る価格です。実用のLUMIX LEICAです。
ガチガチに解像した写りではない。そんな写真を撮るには、LUMIX ボディー側の設定が大切です。LEICAレンズのための設定があるようです。
また、LUMIXスクールの使いこなし講座「森脇流LEICAレンズ使いこなし術」に参加して勉強してきました。
LUMIXのボディー設定を、講座参加者に伝授していただきました。公開できませんが、さすがプロの設定です。
LUMIX一眼なら、G9 ProもGX7もファームウェアは同じです。
旗艦モデルG9 Pro も GX7も同じファームウェアですから、画像センサーやエンジンも大差ないのでは無いでしょうか?
プロ設定を聞けば、「へー、そうなんだ!」「へー、なるほど」と勉強になりました。受講者の中にモノクロ愛好家がいらしゃって、「Lモノクローム設定で赤や緑のフィルター設定ができることを知りました。今日は勉強になりました。」と言ってました。(LモノクロームのLはLEICAのLです。ひょっとしたらLUMIXのLもLEICAのL?)
プロの設定を教えていただき「デフォルト設定って何ナノ」と思ってしまいました。
本物のLEICAレンズではなくても、奥行きのあるうっとりするようなボケ味を出せそうです。カメラ上達の秘訣は撮りまくることだと言いますが、下手な鉄砲を乱射しても当たるものじゃありません。やはりプロから教えてもらわなければ上達しません。さあこれから勉強しようと意欲が湧いてきました。
今では、JPEG+RAWで写真を撮るようになりました。気に入った写真はレタッチしてでも良い写真に仕上げて保存しようと思います。カメラ内現像もソフト現像(レタッチ)も基本は同じです。カメラ内ソフトを使うか、PCソフトを使うかの差だけですから