この記事は3年以上前に投稿された古いものです。
今年はコロナ禍で出かける機会もすっかり減ってしまいました。その上、東京では9月に入って長雨が続き、青空を見ることがありませんでした。
昨日(9/10)やっと朝から青空がのぞいたので、近くの公園へカメラを持って出かけてみると、案の定ヒタキ類が来ていました。
写真のヒタキはコサメビタキです。ミズキやエノキの枝の中をすばしっこく飛び回ってました。久々の天気を喜んでるようです。
9月から10月初め、ヒタキ類は北から南へ移動するワタリの季節を迎えます。元気に公園の樹上を飛び回って木の実や小さな虫を捕食します。
ヒタキは英語でFlycatcherといいます。ツバメと同じように小さな虫を空中で捕食する名人なのです。
コサメビタキより少し大きいエゾビタキも木の頂上に停まっていました。
その他、シジュウカラ、エナガ、コゲラなど、久々に晴れた青空のもと賑やかでした。でも囀りは聞こえませんでした。
また、キビタキは来ていなかったようです。
ヒタキのワタリのわずかな季節、この時期バードウォッチャーにとっては見逃せない楽しみの一つです。