目黒川は随分きれいになりました。昔は悪臭が鼻を突きユスリカが川辺に舞い、街路灯に集まり困っていました。汚い川でした。
今では冬になるとカモがいっぱいやってきます。
餌付けしないでも、いろんなカモが来るようになりました。マガモカルガモ、コガモ、オナガガモ、オオバンなどが見られます。
国道246の大橋JCTから下流に向かって日の当たる処には、どこでもカモを見ることができます。
春は桜見で有名になった目黒川ですが、その桜並木に沿って冬はカモを沢山見ることができます。
特に、中目黒駅の更に下流にある目黒川船入場にはカモがたくさん集まっています。 目黒川で撮ったカモの写真を紹介します。
これは青首と言われるマガモ♂です。
よく特徴が出た写真です。
光沢ある緑の頭、黄色いくちばし、橙色の足、首に白いリング、青い翼鏡、尾がカールしています。
こちらはカルガモです。
カルガモの特徴はくちばしの先が黄色でよくわかります。
ただ雌雄の判別は難しいですね。
こちらは、オナガガモ♂です。
チョコレート色の頭に、首の白色が食い込んでいます。くちばしは側面が青灰色
水中のプランクトンや水藻を食べます。
これはコガモ♂で、小さなカモです。
目の周りから後頭部にかけて緑色に輝いています。くちばしは真っ黒なので見分けやすいですね。
正確に言うとオオバンはカモではなく、クイナの仲間です。
カモと同じ様に藻や草を食べています。
目黒川船入場では、珍しくゴイサギまで来るようになりました。
川面からも魚影が見えるほど魚が増え、これをサギが狙いにきています。
見事に大きな魚をくわえていました。
ゴイサギの幼鳥であるホシゴイも来ていました。ホシゴイ採餌の写真です。
目黒川がきれいになって、川魚が多くなり、来年もゴイサギが沢山くることでしょう。ゴイサギまでもが来る川になりました。
こんな都会のド真ん中にも、自然を呼び戻す事ができるのです。目黒川の浄化に努力してきた公明党の方々に敬意と感謝を!