初めての稚内

旅は非日常の楽しさと言われるが、初めて訪れる旅は更に印象深く、思い出も楽しいものになります。

今回初めて北海道最北端の稚内に行ってきました。人口はここ数年さらに減って3万3千人になってしまったが、この地域ではそれでも中心都市です。

札幌から高速バス往復の旅で12,200円、片道5時間半の旅です。一泊二日の短期旅行でも、稚内周辺を回るにはレンタカーは必須です。(北海道は広いからレンタカー必須です)

先ずは防波堤ドームを見に行った。
防波堤なのか?モニュメントなのか?なかなか味なことをするもんだ。
更にノシャップ岬まで行ってみた。

 

根室の東端は納沙布岬だが、こちらはカタカナのノシャップ岬です。でも語源(アイヌ語)は同じなのかも知れない。

シーズンオフなので人気ひとけはなく、緑野も枯野となってます。

空港近くの大沼に野鳥観察館があるというので、行ってみました。

ここでは白鳥に餌付けをしているようで観察館の前だけに、オオハクチョウやオナガガモ、ヒドリガモのなどが集まっていました。
北海道では珍しくも無い湖沼の鳥達です

観光化すなわち世俗化した野鳥公園ですが、野鳥マニアでなければ楽しめるところでしょう。秋の渡りの季節は1万羽の鳥が来るそうです。

間宮林蔵はここから船出した

稚内の最北端、宗谷岬へも行ってみました。ここは間宮林蔵がサハリンへ冒険に出た地です。石碑が立っていました。

観光地の宗谷岬はその先です。

この日、海は猛烈な風でした。立っていられないほどの風に防波堤にしがみついているウミガラスを見つけました。

さて、翌日は猿払さるふつまで足をのばし、ホタテを試食することにしました。道の駅 さるふつ公園にはホテルやキャンプ場、パークゴルフ場などがあり、まるごと館(小松水産)では試食やお土産を買い求めることが出来ます。

ここで食べたホタテの刺し身[活き造り]は本当に美味しかった

猿払は世界一のホタテ生産地です。以前TVで見たことがありますがホタテ養殖の計画生産に成功し、資源を枯渇することなく順調に生産しつづけるようになったとか。

ホタテ生産は中国から輸入拒絶で痛手を被ったとのニュース。
さぞや大変だったことだろうと思いきや、他の国へ輸出は順調なようです。
ホタテの猿払の街は国道238号線に新しい家々が軒を並べています。俗にホタテ御殿という記事をみたが、逆に漁業に成功した姿にエールを送りたい。

稚内の旅の最後に利尻富士と夕日を載せて旅の記念にします。

夕日が丘パーキングから見た利尻富士(左)と夕日です。

 

 

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