この記事は3年以上前に投稿された古いものです。
「子曰く、七十にして心の欲する所に従えども矩を踰えず」といった老後を迎え、心の赴くままに過ごしております。
これまで年末の喪中のはがきは、親が亡くなったという知らせでしたが、今年になって当人が亡くなったと奥さんからの知らせが来るようになりました。思わずドキッとさせられます。
現役のころを思えば、会社が儲かるか、赤字か黒字か、問題点は、課題は、…と寝る暇もないほど忙しい時期もありました。
すでに責任ある仕事はなくなり、やってもやらなくてもいいし、行っても行かなくてもいいようになりました。明日、明後日のスケジュールに振り回されなくなりました。
やれバードウォッチだの、いい写真が撮れただの、今日は何歩あるいただのと言って、呑気な日々を送っています。
差し迫った話も無く大きな病を得たわけでもありません。
人生が、小春日和のような日々となり、日だまりの中で、日なたぼっこをしているような日々が続てます。
小春日の
葭のささやく物語
松本たかし
師走で、忙しい人もいるなか不謹慎ではありますが、のんびりした年末を迎えています。