初めて高尾山へ行ってきました。自宅から京王八王子線の終着『高尾山口』まで1時間、近い山ですが初めて行ってきました。
東京では再びコロナが感染が増え、1月21日からまん延防止措置が取られました。混み合った所へ行くのは気が引けるので、ウィークデーの早朝、冬の高尾山ならと思い行ってきました。それでも登山してくる人は多く、さすが都会のハイキング名所です。
朝9時の始発リフトに乗ってリフト山上へ、後はなだらかな尾根づたいに山頂まで往復し、帰りも登山ケーブルで降りました。
観光地なみのハイキングコースです。
山頂付近の茶屋で早めの昼食をとっているとき、氷の華「シモバシラ」らしき写真が飾ってありました。茶屋の主人に訊くと自ら撮った写真で、今は氷の華も終わってしまったが、シモバシラが植わっているところを案内してくれました。
むかし昭和天皇が玄関先に植えておいたシモバシラに氷の華が咲くのを楽しみにしていたところ、シモバシラごとか刈取り掃除されているのをご覧になって「あ、無い!」と仰ったそうで
高尾山では年末年始の頃に、この枯れ草にシモバシラの氷の華が咲くそうです。
何の変哲も無い雑草ですが珍しい氷の華を見てみたいものです。(来年の年末年始?)
さて、冬の高尾山にはどんな野鳥が来てるのだろう?エナガ、シジュウカラ、メジロは普通に見かけます。権現茶屋付近でアオゲラを見つけたときは、来たかいがあったと大満足しました。
なかなかいいポーズをとってくれませんしんでしたが、後頭の一部と顎線が赤かったので、これはメスだろうと思います。でも体長28センチはさすが大きい、コゲラとは比較にもなりません。
高尾山は雪が積もらない数少ない冬山です。是非どうぞ。
春3月になったらタカオスミレが咲くそうで、その頃また高尾山に来てみたい。