小樽の旅

先日(11/11)、初めて小樽に行ってきた。小樽は観光地でいた。

明治の頃は北前船で賑わって、明治以降もニシンで殷賑いんしんを極め、日本銀行の支店までようした経済都市だったようですが、今は過去となり、昔の遺産に支えられた観光地となっています。

小樽駅の構内ホール天井

自宅を10時に出て11時半に小樽についた。

小さな駅だがレトロな天井に小樽の伝統を感じました。

それにガラス工芸品が売りのようです。

構内の観光案内所に立ち寄り地図のあるパンフを頂き、説明してもらった。

このベルの謂れは知らないが、有形文化財とあった。
駅前の標識はその土地柄を表すと思っています。どなたか「小樽のベル」のうたでも作ってくれるとわかりやすいのに。

駅から海は近い。下り坂の向こうに海が見えます。

この光景を見て、歩いて小樽観光をすること決めました。

パンフの地図を片手に坂を下る。途中で由緒ありそうな看板を見つけました。

このビルは今も大同商会なのだろうか?なかなか趣きのある建物と看板でした。

レトロを売りにしている小樽の今を感じてきました。

東京の銀座1丁目にもこんなレトロなビルがあって写真講習会の恰好な撮影対象のビルでした。

小樽も写真映えする街角がありそうです。

今は廃線となっている路線が嘗てのままに残されていました。

ここでモデルさんの撮影をしてました。私は線路を背景に、紅葉を撮ってみた。

線路ずたいに行くとレトロを超えて昭和の駅裏の雰囲気があったので、モノクロで撮ってみました。

この民家は意図して残したのと違いますが雰囲気あります。

通りの先に日の丸が掲げられていました。ここが日銀支店です。

平成13年まで現役だったそうですが、今は観光用になりました。

これぞ小樽の、いな小樽経済の誇りだったに違いありません。

保存状態も良く、未だにお金には困っていないような気がします。

 

近づいと確かに「日本銀行小樽支店」とありました。

函館、札幌を凌ぐ経済が、ここ小樽にあったことを雄弁に物語っています。

銀行内のカウンターも一寸イケます。

東京の日銀に入ったことはありませんが日銀の隣にあった三井銀行(当時)のカウンターはこんな感じでした。

外壁にシマフクロウをデザインした紋章があるというので、出直して道路向こうから撮りました。

シマフクロウはアイヌの守り神だそうですが、今も希少種。

だれがデザインしたのか知りませんが、これは価値があります。

記念に拡大して撮影しておきました。

 

何処かで見たようなドアです。

どこで見たのか思い出せません。でも確かに何処かで見たような

なんともレトロな雰囲気で、懐かしく思って撮った写真です。

こんな時代を知っているほどに、私もレトロになったわけですね。

 

日銀を後にして、坂を下ると、今は商店のようですが蔦のからまるレトロな建物に出会いました。

こうした建築には紅葉の蔦がよく似合います。

これはウィットですね。こうした洒落っ気が楽しい。

そう、奥さん方はお喋りと買い物で賑やかです。おとうさんあれどこ行った?

運河に出ました。

陽も傾いて、静かな運河にカワウが一羽なんとも、のどかな午後となりました。

小樽運河は観光地。

そこに小樽ビールのビアホールがあります。

新型コロナを気にしながら、混雑してるかそっと覗いてみると、まだお客はマバラでした。

雰囲気もいいので、ならば、イッパイ頂こうと席に座って小樽ビールを注文。

この蒸留釜は飾り物ではなく、現役でビル醸造に使われているそうな。

ジョッキーを三杯頂き、すっかり気持ちよくなって外に出るとイルミネーションが灯って観光地らしくなってました。

一日満足して帰途につきました。

帰りの電車では、酔いもまわり乗り過ごしてしまいましたが無事帰宅。

何かご褒美いただいたような、気ままな写真とビールの旅でしたああたのしかった。

 

 

 

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