これから北海道の恵庭に移り住んでみて分ることを書き綴ってみようと思います。先ずはオンコの木です。
恵庭市の「市の木」は聞いたこともないオンコの木だそうです。調べてみるとイチイの木のことでした。
北海道ではイチイの木をオンコの木と言うそうです。アイヌ語由来かと調べてみると違ってました。アイヌ語ではクネニです。オンコの語源は ”分らない”ということだそうです。
恵み野の駅前に大きな一本の木あります。オンコの木でした。
恵み野の駅は昭和57年(1982年)の3月開業ですから、当時相当大きな木を移植したのでしょう。
小生は岐阜県出身なので、イチイといえば「イチイ一刀彫」を思い起こしてします。イチイは彫刻に向いた銘木であります。
それにイチイは普通小さな木で、こんな大きな木にはなりません。
恵庭市では結婚や出産、家を新築された方へのお祝いとしてオンコの木を記念樹として贈るそうです。だからでしょうかオンコの生垣を街なかでよく見かけます。
オンコの生け垣は、恵庭市からもらった記念樹かもしれません。
ちなみに「市の花」はスズランだそうです。春になったらスズランの咲くのを楽しみに、初めてこの冬を暮らしてみよう思います。