G7の結論

この記事は3年以上前に投稿された古いものです。

安倍首相は、G7で返り討ちにあったと見るのが正しくない?
そして早速手を打ったのが「消費増税の再延期」でしょう。
今回の大英断は安倍首相の大ヒット、アッパレでござんす。

いつまでも新自由主義の復古のような、アホノミクスにこだわっていては、我々が迷惑します。

異次元の金融緩和策は、非常に剣呑けんのんな政策ですし、これに加え、マイナス金利まで踏み込んだ日銀です。金融政策だけで景気は良くなりません。何と言っても実物経済が大事なんです。

G7そこで、G7主催国として経済の問題を掲げ、協調して財政出動を提案した日本ですが、返り討ちに会ってしまいました。

財政出動して消費増税するのは、お小遣いをあげて取り上げるようなものです。先ずは消費増税を延期するのが先です。今回、安倍首相は良く決断したと思います。
G7前に、消費税の引上げについて議論され、スティグリッツJoseph Eugene Stiglitz教授やクルーグマンPaul Krugman教授から厳しい意見が出たばかりです。
これまでの自分の主張にこだわらず、情況に応じ、柔軟に政策を変えた安倍首相はお見事です。

それにしても、世界は経済どころではないと頭を痛めてます。
ヨーロッパでは、アラブ移民が既に5200万人を越したそうです。ドイツにとって扶養家族が増えたようなもんです。更にイギリスのEU離脱やロシアのクリミア併合など勝手な振る舞いに頭を痛めています。

アメリカ自体もトランプ善戦で、ポピュリズムの台頭に頭を痛めてますし、東シナ海や南シナ海の懸念や北朝鮮の身勝手な振る舞いに、頭をいためています。

G7開催で分かったことは、世界中が勝手な振る舞いに頭を痛めていることでしょう。

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