北海道の春の野鳥たち

4月ともなると日増しに暖かくなり、春を感じるバードウォッチが楽しめます。森のあちこちに囀りの声が聞こえオスは盛んにメスに呼びかけているようです。

平素はジナキ(地鳴き)やグゼリが多いのに、春のサエズリ(囀り)は高らかな声です

アオジのさえずりは春の晴れた日にしか聞くことができません。とても澄んだ声です。囀りを聞くとこちらまでいい気分になります。

北海道ではゴジュウカラは珍しくありません。年間見られます。

ハルニレの花に囲まれて春の暖かさにホットしていることでしょう。

寒い冬を耐えてきたゴジュウカラは、ハルニレの花が満開になった枝の上を飛び回っています。

ゴジュウカラはキツツキが掘った巣穴をちゃっかり自分の巣にします。

もう巣作りの準備を始めたようです。まだ雛は居ないようですがそのうちカップルになって子育てが始まることでしょう。

ひょっこりニュウナイスズメが!

普通のスズメはほっぺに黒斑がありますがニュウナイスズメに黒斑はありません。

ニュウとはホクロのことでニュウがないことが和名の由来です。
ニュウナイスズメもキツツキが掘った巣穴をちゃっかり利用します。写真のニュウナイスズメも巣穴になりそうな穴を見つけに来たのでしょうか?

巣穴彫りの名人アカゲラもやってきました。

もうカップルになったのでしょうか?一緒に仲良く過ごしていました。

アカゲラにとっても春は恋の季節です。ツーショットでじっと見つめ合っていたのは求愛行動でしょうか?

ツーショットのミヤマカケスにも巡り会いました。

ミヤマカケスのカップルを見つけました。

ミヤマカケスは北海道に生息するカケスの亜種です。カケスと違って頭部は橙色で目(虹彩)は黒いので、少しキレイに見えます。

白樺の枝に止まるミヤマカケス。北海道ならではの光景で、絵になりますね。

森の中は冬とは違って、すっかりにぎやかになりました。

北海道では珍しくないヒレンジャクも枝先にが群がってました。

ヒレンジャクが木の芽を食べていました。

キレンジャクの英名はBohemian Waxwingと言い、ヒレンジャクは Japanese Waxwingで、日本や韓国に住む鳥のようです。

北海道で有名になったシマエナガに何度も巡り合ったのですが、素早くていい写真が撮れませんでした。またの機会に期待して‥

 

moripapaブログの関連投稿です