梅と桜の季節が同じ

北海道では梅と桜が一緒に咲く。街なかで桜はよく見かけますが梅は殆ど見かけません。そこで、札幌の梅の名所として親しまれている平岡公園を訪ねてみました。

平岡公園では「梅のお花見」です。本州で梅が開花する頃は、とても寒くてお花見どころではないのですが、北海道では暖かくなってるので家族でお花見気分になるのでしょうね。

北海道では桜も同じ時期に咲いてます。本州では桜というとソメイヨシノですが、北海道では桜はエゾヤマザクラ(オオヤマザクラ)やチシマザクラがみられます。だから桜の花も様々です。

恵庭で見る桜はソメイヨシノよりエゾヤマザクラの方が多いように思います。

梅と桜が同時に咲くだけではありません。コブシ、スミレ、ガマズミ、レンギョウなど一斉に咲き乱れます。

本州育ちの者からみれば、不思議としか思えません。なぜ百花繚乱いっせいに花が咲くのでしょうか?

「夏も近づく八十八夜♪」とは本州の話し、ここ北海道では一挙に春本番を迎え、百花繚乱となります。

ソメイヨシノは挿し木と接ぎ木で増殖したため、国内のソメイヨシノはすべてクローンです。だから多様性がありません。それに比べエゾヤマザクラはクローンで増殖したわけではないからか?色も香りも違い多様性に富んでいます。(勝手な我説です)

植物の多様性を忘れ、桜(ソメイヨシノ)の人工的な美しさに慣れ親しんでしまい如何なものだろうか?なんてひとちています。

そこ行くと、北海道のお花見は、自然本来の多様性をでるものと、梅や桜の季節に我一人思っているのであります。

 

moripapaブログの関連投稿です