NHK朝ドラ「あさが来た」の原案本「小説土佐堀川」

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平成27年度後期(放送予定2015年9月28日~2016年4月2日)
NHK 総合で放送予定の連続テレビ小説「あさが来た」のドラマ原案本となっているのは、小説「小説土佐堀川」です。

 次回朝ドラの原案本「小説土佐堀川」を手にする筆者の古川智映子さん=埼玉県所沢市の自宅で(産経WESTより 2015.4.29 12:00)
次回朝ドラの原案本「小説土佐堀川」を手にする筆者の古川智映子さん=埼玉県所沢市の自宅で
(産経WESTより 2015.4.29 12:00)

小説土佐堀川」は、いまから27年前、昭和63(1988)年に潮出版から出版されました。そして今回、

連続テレビ小説「あさが来た」のドラマ原案本になりました。「原作」でなく「原案本」となっているのは、ドラマでは主人公の名前を変え、本から離れて自由に物語を展開しているからだそうです。

洋装を好んだ広岡浅子。晩年の堂々たる姿(大同生命保険提供) 産経WESTより
洋装を好んだ広岡浅子。晩年の堂々たる姿(大同生命保険提供) 産経WESTより

連続テレビ小説「あさが来た」では、「広岡浅子」を扮する「今井あさ」が京都の豪商の娘として登場します。

幕末から明治、大正と激動の時代を生きた大阪の実業家、広岡浅子。
浅子は大正8(1919)年1月14日、亡くなった。東京朝日新聞では「男優りの女傑」「女傑伝中の第一人者」との紙評。他紙も「男優りの女傑」「女傑伝中の第一人者」と評。
大隈重信は、浅子の追悼に「天性偉大な廣岡夫人」と題する長文で、「男子も及ばぬ多大な力を発揮した。その精神と人格は永久に生きていくことを信じる」と評している。

小説土佐堀川」の著者、古川智映子さんは現在83才。実は創価学会の文芸部員なんだそうです。
この本が、潮出版から出版されたのも、そんないきさつがあってのことだそうです。

著者、古川智映子さんは「この作品は私にとって、不思議な力を与えてくれた本なのです。生涯特別な存在となりますね」と語っていらっしゃいます。

小説土佐堀川」を読むのもよし、連続テレビ小説「あさが来た」を楽しみにするのもよし。一つ楽しみが増えました。

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