今日(12/29)の聖教新聞に掲載された〈随筆 永遠なれ創価の大城〉の「わが新しき決意」に感動しました。
年明けて1月2日、90才になる池田先生が綴る随筆。長文なので、その一部「わが新しき決意」の部分だけ引用させて頂きます。
愛する沖縄の天地で、私が小説『人間革命』を書き始めたのは、一九六四年(昭和三十九年)の十二月であった。
いずこにもまして苦しんでこられた沖縄が、いずこにもまして幸福に栄えていただきたい。この思いで、「沖縄を『東洋のハワイ』に」とのビジョンも語り合ってきた。
今、沖縄の観光客数は、ハワイにも勝るとも劣らぬ勢いで増加していると伺った。
「命どぅ宝(命こそ宝)」の沖縄も、平和と調和が光る「アロハの心」のハワイも、人類を照らす不屈の勝利島として、ますます繁栄されゆくことが、私の悲願である。
恩師とゆかりの長野で『新・人間革命』の執筆を開始してからは、今年で二十五年目となり、全三十巻の総仕上げに入っている。全同志一人ひとりに「人間革命」の栄光譜あれとの祈りを込めて!
さらに七十歳を迎えた時には、小説に加えて「随筆」の連載という、新たな“ペンの闘争”に挑み始めた。
第一回には、八十歳までに「世界広布の基盤完成なる哉」との展望を記し、「このあとは、妙法に説く不老不死のままに、永遠に広宣流布の指揮をとることを決意する」と綴り残した。
九十歳になる今、一層、熱い思いが湧き上がる。
「不思議なる霊山一会の愛弟子たちと共に、末法万年尽未来際までの地涌の義を決定づける」――これが、新しい一年に臨む私の決意である。
人生齢90才ですよ。オフクロをみて90才がどんなものか判るだけに、凄いことだと思うのです。
先生は90才になられても、それは青春の息吹に萌えた精神です。「新たな決意」それこそ青春ではないでしょうか?
ボクは明年、数えで70才、古希を迎える。果たしてボクは、このように生きることができるだろうか?人生の総仕上げとは、こういうものだと、先生自らが示して頂いたような気がしました。
それが「一層、熱い思いが湧き上がる」決意なのです。今更ながらに、かくある池田先生を師匠と仰ぎ、先生への感謝の気持ちが心から湧いてきます。