長生きの確率

この記事は3年以上前に投稿された古いものです。

年を取ると訃報がよく舞い込みます。それも身近な知人、友人が多くなり、身につまされ少々ガックリくることも多々あります。

自分は100才まで生きると頑張っても、友達が年相応に亡くなってしまうという事実を、平均寿命の統計は物語っています。

半分の友達が亡くなってしまうと、明日は我が身かな?となります。また、4人のうち3人も亡くなってしまうと、なんか取り残されたような気分になり、寂しくなります。

平成21年簡易生命表より、特定年齢までの生存率

男性は84才、女性は90才で、半分の友達が亡くなってます。

更に男性90才、女性95才になると、友達の4人に3人が亡くなっています。

だから年を取ると、だんだん孤立感を味わうようになるのは、致し方ありません。
自分は元気でも、友達が居なくなってしまうからです。

男で84才、女性で90才以上長生きすれば、もう友達は半分居ませんからね。葬式に来てくれる元気な人も少なくなっちゃいますネ。

別に、早いうちに死んだほうが良いなんてとんでもない。逆に、「これから先は、生きただけ得だ!」って考えたらいいのです。
「自分のことばっかり考えないで、人のことを考えなさい」って言いながら、しっかり生き抜きましょう。

人生100年と言われていますが実は100人のうちたった8.7人(男1.8人、女6.9人)しかいらっしゃいません。
残る91.3人は100才に届かず平均的な話ではありません。

こんな希少な人々のことを センテナリアンcentenarianといいます。

ここ数年、センテナリアンが増え続けて、話題を呼んでいます。2016年では、全国に65,692人もいらっしゃったそうです。

さて、どこまで平均寿命が伸びるか解りませんが、自分の寿命は後どのくらいかは、だいたい推測はできます。これを平均余命と言い、当たらずとも遠からずで、八卦より統計的です。

こちらのサイトで自分の余命をこっそり見て下さい。その年齢に
なるまで、生きてる確率(%)が分かります。平均余命が50%になったところが平均的な余命です。赤字になってるところは、平均を超えて長生きした場合の確率です。

平均余命は、男女の性別によって、また年齢毎に違ってきます。
例えば、今50才の男の人が平均余命を計算すると81才になります。では81才の平均余命はと言うと88才になって更に伸びます。また88才の平均余命は93才になるという具合に伸びてゆきます。
アルキメデスのウサギとカメのような理屈で、いつまで経っても平均余命はゼロにはなりません。(これじゃ死ねなくなっちゃう)

平均余命と平均寿命は違います。平均寿命は毎年更新されます。いまのところ(2016年)、男性80.98才、女性87.14才です。不幸にも早世した人も含めた平均寿命ですから、平均寿命を超えた90才の人はまだ寿命が伸びます。これが平均余命です。
しかし、この平均余命をそのまま真に受けて良いのでしょうか?

保険業界では、平均寿命より、死亡者数のピーク(中心値)の方を重要視してます。この方が良いと思います

2016年では男87才女93才でした。これ以上生きればラッキーと思っていいし、立派なもんですね。
人生の完成期・総仕上げの時期は、そんなに遠い先ではありません。モリパパの場合あと18年しかないのです。人生短いな~。

画像Clicで、サイトへ飛びます

最近は面白い老人サイトが出てきました。「みんなで考える、家族のこと、自分のこと」を記事にしたブログがメインですが、話題にこと欠きません。そんな時代になったのですね。

みなさん、年齢を気にしないほうがいいですよ。人生の長短は実の年齢で決まるものではありません。また生き方も、幸・不幸も人それぞれです。健康で生きがいのある人生を生き抜きましょう。

moripapaブログの関連投稿です