長崎は初めてではない。しかし泊りがけで観光に来たのは初めてである。この街は港町で地形は急峻である。

そのおかげで港湾も急に深くなってるから、大きな艦船や客船が入る事ができるのだろう。
一見高いビルかと思いきや、実は大型客船だった。それもクイーンエリザベスが入港していたのだ。
近くへ行ってみると確かに船体にQeen Elizabethと書かれていた。偶々長崎港に停泊・入港していたときに、偶然に出会った。
ここ長崎は江戸時代、鎖国日本で唯一開かれた世界の窓だった。海外から黒船が入港してきた理由は、長崎の地形だっだと思う。座礁の心配がなかったからだろう。
夜、長崎新中華街で夕食を摂った。横浜中華街を小ぶりにしたような街だが料理は美味しかった。
日本で一番近い海外は中国だ。欧米列強が来る前は中国が幅をきかせていた。長崎の中華街は横浜の中華街より規模は小さいが、料理は美味しかった。
長崎は歴史の街である。特に幕末から明治の時代の歴史である。長崎海軍伝習所、亀山社中、小曽根邸 (勝海舟/坂本龍馬故縁之地)、勝海舟寓居跡へも行きたかったが、時間がなく諦めた。
一般観光のお付き合いをして、軍艦島へ行って、グラバー園へも行ったが、ここでは割愛する。
明治維新の夜明けの頃、勝海舟や坂本龍馬が長崎に居た時代、長崎の風景はどんなだっただろう?ひとり想像しながら歩いた。