今年の雨は異常としか言いようがありません。九州の豪雨や川の氾濫は異常だった。
東京でも雨は降り続き梅雨明けが遅れに遅れています。
こんな年も近年珍しい。時折のぞく青空に感動するほど今年の梅雨空は恨めしく青空が恋しいことはありません。
その上、コロナ禍は治まらず、感染者が増えることが当たり前になってきました。昨日の東京の感染者は366名で過去最高を記録しました。
外出を控えるように言われていますが、この梅雨空とコロナ・ニュースで出かける気にもなりません。
今日から始まる4連休に合わせての取り組みだった「Go To キャンペーン」でも東京は除外されてしまいました。
旅行を計画していた人もしょんぼりしていることでしょう。
コロナはいつまで続くのという素朴な気持ちが、もう誰でも当たり前になってしまいました。見えない隣り合わせの脅威に怯え、スポーツ観戦もなくなり、コンサートや観劇もなくなり、ぶらりと買い物へも行けなくなってしまいました。
ソーシャル・ディスタンスなんて言われて人と距離を置くようになり、人と人との新たなつながりは生まれなくなりました。まだ数ヶ月続いただけで、うんざりするような生活になってしまいました。これが数年続いたらどうなってしまうのでしょう。
新しいワクチンや薬が開発され、コロナが治まるまでもう半年、否、もう一年かかるかもしれません。そのくらい覚悟しなければならないようです。
いくらインターネットが発達しても、インターネットは道具でしかありません。人間味のないオンライン会議や授業に馴れる方がおかしい。ましてオンライン飲み会なんてナンセンス極まれり!
今回、10万円給付で露呈した地方行政のIT遅れは問題だが、道具を使いこなす教育をしてこなかった行政組織が問題なのです。
そこは猛省して頂くこととして、インターネットは次世代5Gが普及し当たり前になっても、道具は道具であります。
IT技術との共存は、積極的にITに取り組むことであります。
便利な方法であれば自動運転もいいでしょう。ドローン配達もいいでしょう。見えないところでもっとITを組み込んで生活を便利にすべきでしょう。
コロナ禍によってIT技術が加速するかも知れません。でも人間味のない道具が主役なんておかしい! 人間がお互いに主役となる、新たな時代にならないものか? …そうか「共生の世紀」を迎える前哨戦がコロナ禍なのかもしれない。