この記事は3年以上前に投稿された古いものです。
堺屋太一の訃報を告げるニュースが報じられた。今もって、堺屋太一は「団塊の世代」のイメージが強い。その団塊の世代こそ僕等の世代です。
最近読んだ堺屋太一の本は「知価革命」だった。既に、30年前にもなる本を読み返して、彼が予期できなかったことは何だろうと思う気持ちで読んでみたのです。
彼が言う知価革命らしきパラダイム・シフトは現に起きていますが、彼が予想した以上のスピードと大変化だったのではないでしょうか?
訃報に接し、光芒が静かに消え去って行ったような寂しさを味わいます。
彼の論説は、これ以上何も変わらぬ過去となってしまいます。そんな寂しさを感じて…
ご冥福をお祈りします。