リカレント教育

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日本には育たなかった「有給教育制度」が、スウェーデン、フランス、イタリア、ベルギーなどにはあります。有給教育制度で、社会人になった後も大学に戻ることができるようになってます。

今また、国の制度の一つとして生涯教育リカレント教育が議論されています。友人に、退職したら再度大学(修士?)に行きたいと言ってる人がいます。Re-Skill や Re-Creation としての教育は重要です。いま大学側も様々なカリキュラムを提供しています。

日本女子大学リカレント教育課程明治大学リバティアカデミー放送大学筑波大学 東京キャンパス社会人大学院(夜間)
グロービス経営大学院などがあるようです。

若い時の進学理由は、自分に向いているかどうかで決めたと思います。現役だからこそ、行きたいカリキュラムを選び、行き直す価値があります。

生涯教育から見ても、リカレント教育は重要です。放送大学副学長の宮本みち子氏は、このように言っています。(「第三文明」2018年3月号 生涯学習のススメ P.62より)

社会人の学び直しには、学ぶことの意義や楽しさをダイレクトに体感できる確かな手応えがあります。それは、学校の先生や親に言われて行う義務的な勉強とは本質的に異なる新鮮な喜びです。そういう意味では、「子どものころ、勉強が退屈でしかたなかった」という方こそ、過去の記憶を取り払って、学び直しにチャレンジして欲しいと思います。その挑戦こそが、ご自身の人生の質をよりよいものに高めていくはずです。

引退した人が学び直し、Explorerとなるも良し、Independent Produserとなるも良し、あるいはPortfolio Wakerとなっても良いでしょう。否、学び直し途半ばで終わってしまっても良いのです。

これから、Multi Stage Lifeとなるなら年齢に関係なく、自己の判断で、Stageを切り開くことが出来る時代になるでしょう。

それは、年だからと尻込みするのは、Ageism(年齢差別)です。老齢を理由に、自らを縛り付けてはらないと思うからです。

Ashton Applewhite の最後のメッセージにある通り、
「Age Pride!」の素晴らしい人生を目指しましょう。

(終わり)

 

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