本日は霜降そうこう

露が冷気によって霜となって降り始めるころ。露が霜となる頃と説明されているらしいのですが、 楓や蔦が紅葉し始め、この日から立冬までの間に吹く寒い北風を木枯らしと呼ぶそうです。

NHK天気予報の表示方法は東京では10月13日から冬モードに変更されます。

そして、秋もこの頃になるともの寂しくなります。
芸術の秋というのはこの頃の季節だと思います。
物哀しいのは季節のせいです。これが霜降です。
そうこうしているうちに真冬になります。

では、Symphony No. 7 in A, Op. 92: II. Allegretto を聞いてみてください。この季節ならではのピッタリな曲です。
あ!Bethoven作曲交響曲第7の第2楽章「不滅のアレグレット」です。ではお聞き下さい。

BethovenのSymphony No.7 については、別な角度から追記しておかなくてはなりません。
この曲の初演1813年12月というのは、ナポレオンがモスクワから退却を余儀なくさせられた時期1813年11月と重なっているということです。

初演で、特に第2楽章は評判がよく、あたかもナポレオンの退却が、ヨーロッパに”希望の光”を見るような時期だったということです。そんな思いに、この第2楽章「不滅のアレグレット」の旋律が重なっています。

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