安心・安全は日本の資本

この記事は3年以上前に投稿された古いものです。

日本は、世界的に見て信じられないほど、安心・安全な国です。
お財布を落としても誰か拾ってくれて、届けてくれたりします。

odakyuBusバスのなかで財布を落とし、バスを降りてから気が付いた。
財布に健康保険証、クレジットカード、現金3万円が入ってました。
バス停に書いてあったバス会社の事務所に電話したら、既に運転手から連絡が入ってました。バスは巡回して来るので、次の巡回時間にバス停で待っていれば、連絡しておくから財布を受け取れるとのこと。
待つこと1時間、無事に財布が戻ってきました。拾ってくれた方(乗客の方)と運転手に感謝!! 些少ながらお礼を渡しました。

ある日、道路で財布を拾った。中にかなりの現金が入っていました。どうも自転車に乗った人が落としたらしい。
財布を交番に届けておいたら、受け取りに来たそうです。ただ何のお礼の言葉もなかったようです。(少し失敬な人もいます)

cancoffee02日本では、自動販売機が壊されたりしないので、人気ひとけの少ない所にも自動販売機があります。

田舎の道路脇に無人販売をよく見かけます。箱に野菜の代金が入ってます。でも誰もお金を盗んだりしません。

日本では気付いてないのですが、安心・安全は当たり前なのです。でもこれは大変な「社会関係資本(Social Infrastructure)」なんです。国連報告の総合的豊かさの指標の一つでもある「社会関係資本(Social Capital)」であります。
でも、何を指標とするか? 犯罪率なのか、災害発生率なのか、食の安全なのか?どんな指標をどのように組み合わせれば良いのか、指標化は難しいのです。

少し統計が古いのですが、犯罪発生率と世界平和度指数から見ると世界で最も安全な日本だそうです。最近では欧州もテロが多くなって、今では日本の安全が際立っていることでしょう。

世界から評価された安全な国・日本です。だから故に、革命的警戒心を以って、安全を担保することに積極的に係わっていかなくてはなりません。

東日本震災日本の正義一方で、台風,豪雨,豪雪,洪水,土砂災害,地震,津波,火山噴火などの自然災害は、日本に運命的なものです。
でも、東日本大震災時に見せた日本人の助け合い、礼儀ただしさ、我慢強さは、世界の人々から驚きと賞賛の声があがっています。

食の安全性
東急沿線アンケート 2008.10.29~11.6調査

食品の安全性はかなり高いレベルです。日本の食品自給率はカロリーベースで39%、生産額ベースで64%。食品のほとんどが海外からの輸入です。
更に最近でも、食品を購入する意識でも安全性に対して高くなって来ているようです。

これら、安心・安全は日本の資本なのです。一朝一夕に築きあげることはできません。

冷静さ、礼儀正しさ、我慢強さ、助け合い、は日本の自慢です。タタミゼ(tatamiser)と言われようと日本の誇る気質であります。
どなたか、この日本の誇る気質を、資産(Capital)勘定してくださる方はいないでしょうか?大変な金額になると思うのですが‥

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